二巻に続いてビッケ抜きで航海に出る父・ハルバルたち。何かあった時のための通信方法として鳩を船に乗せていきます。
助けに向かうビッケは二頭のアザラシの上に水上スキーをつけていきます。それがこの本の表紙になっています。
だから、アニメの主題歌の絵にはアザラシが二頭出てきていたんだと改めて思い出しました。
ビッケの弱きを助けて強きをくじくという姿勢がいいなあと思います。
困っているハルバルたちを助けるためだけでなく、航海先で困っている人たちを助けてしまうのがいいですね。
飽食で動けなくなっている王様、豊かな国にはこんな人もいるかもと思えました。
息子はビッケの作ったくしゃみがたくさん出る薬に興味が入っていました。
この巻きもおもしろかったです。後、二巻あるのですが続きを読むのがとても楽しみです。ぜひ復刊してほしいです。