「もしもぼくのせいがのびたら」 みんなの声

このお話は主人公の少年がもしも自分の背がどんどん大きくなったらという夢を見るお話でした。夢の中で、どんどん大きくなって自分お家の屋根を突き抜けていったりすごいことになっているのがうちの子はとっても面白いって言っていました。

息子はこのお話がだいすきです。
夢があるし、ハラハラドキドキします。
少しずつ大きくなっていくので、どこまで成長するのか、どこまで暴れるのかワクワクさせてもらいました。
最後は夢オチという安心感のある終わり方でした。

お父さんに「せいがのびたんじゃないか」と言われた夜に見た夢。それはぐんぐん手足が伸びて、しまいには屋根も突き抜けるほど大きくなってしまう夢でした。夢だと分かっていても楽しくて奇想天外なストーリーにわくわくしながら読みました。
最後は夢でよかった〜という内容で、ほのぼのとした家族の様子が描かれています。こんな夢を見るうちはまだまだかわいいですね。少しずつ大きくなってねとまだ小さい娘に対しても思いました。

子どもの想像力って、ほんと
果てしなくて、でも夢があっていいですよね。

実際、こんなふうにイメージするとき
屋根を突き抜けたら、修理代や雨漏りとか
大人だったら一瞬でも想像するでしょうが、
子どもはそんなことお構いなく、
どんどん想像力を膨らませていくんだから。

そんな子どもと話していると、
ついつい現実的なことを言ってしまい、
水を差したりしてしまうことも。
でも、この本を読んで子どもの想像力を
一緒になってふくらませてあげたくなりました。

西巻さんというと、女の子目線や、可愛い物、ネコなどのイメージがありましたが、主人公が男の子で珍しい気がしました。
読みボラメンバーが2年生の教室で読んでくれました。
表紙の絵とタイトルでひきつけられ、ページが進むごとに、笑いや「えー？！」という声が上がっていました。

階段に電気のスイッチ、戸棚の中のお菓子。
ちいさな子にとっては、見上げる世界。
大人と同じようにできる日が待ち遠しい…。

背が伸びたら、こんなことしよう…あんなことしよう…と考えている間に、なんだかスゴイことになってしまいました！

汗びっしょりで目覚めた男の子を見て、「なんだ、ゆめか…」と、何故かうちの娘もホッとしていました。

もしもぼくのせいがのびたら…と夢を見る男の子のお話。
大きくなったらできることが増えるのは事実。幼い子は大きいのにあこがれるよねと思いながら読みました。逆に大人が小さいことにあこがれることもあったりするのよ？
せいがのびたら…の大きくなりっぷりがこどもらしさを感じました。巨人ー（笑）。

ふふふと笑ってしまう本です。
もしもぼくのせいがのびたら。
おかあさんが高いところに隠しておいたチョコレートをたべちゃう。
怒られてもへいっちゃら。おうちからでていっちゃう。
ちっちゃな反抗がとてもかわいらしいです。
せいだけではなく、子どもの心も日々成長しているんだな〜って、
お子さんだけでなく、お父さんお母さんにもおススメの本です。

幼稚園では毎月毎月
身長体重をはかります。
そして遊園地に行けば背が足らずにのれないものも出てきます。
そんな生活もあって
子供達は背が伸びることを待ち望んでいる感じがします。
嫌いな野菜も「背伸びないよ」といえば食べたりするのです。
そんな子供たちにとっては
待ってましたというようなストーリーの絵本ですね。
背がのびたら・・棚のチョコレートが取れるだけでなく
もっともっと大きくなって
家を突き破り、あまぐもと戦ってかっこいいのです。

そして終わり方もなんとも素敵です。
ベッドがちいさかったのか・・

図書館で借りてきました。

大きくなりたいと願う男の子
どんどん大きくなって屋根を突き破り
空までも届くくらい大きくなって
目を覚まします。

夢の中でも両親のことを心配していたりして
優しい男の子の気持ちが現れています。

ベッドを買いに行くのが嬉しい様子も
伝わってきますね。