怖がりなねずみのシオドアはある日
「クイルプ」とはなすキノコを見つけます
そしてひらめきます
仲間のところへ行き「真理のキノコの言葉がわかるようになった」と
嘘をつきます
みな、その不思議さからシオドアを崇め奉り
ねずみもドンドン天狗になっていきます
ある日その嘘がばれてしまい、皆の怒りをかい
逃げ惑うことになってしまいます
嘘はいけません。
小さな嘘のつもりでも風船のようにあっという間に大きく膨らみ
後に引けない大げさなものになってしまうものです
それが嘘です。だからやめときましょう…
確かにそういう風にも読めます
でもなんとなくその解釈には私自身が違和感を感じます
キノコを見つけたねずみがワクワクしながら
ひらめいた嘘をその過程を想像しながらニヤケつつ
「いたずら」として大笑いする度量の必要性を切に感じてしまいました。
とはいえ確かに嘘が悪いウソになるか楽しいドッキリになるかは
引っ張り過ぎない打ち明けるタイミングが重要なカギになるような気がしますけど・・シオドアは確かに引っ張りすぎましたね