「たいせつなてがみ」 みんなの声

マックス・ベルジュイスは、「かえるくん」シリーズでつとに知られているオランダの絵本作家。
「かえるくん」シリ−ズは12冊発刊されており、表紙の絵を見て、あの絵本作家かと思った方も多いはず。

物語は、王様ライオンが一番大切な友達に手紙を書いているシーンで始まります。
大切な友達とは、アメリカ大統領。
王様ライオンは、最初、ワニくんに手紙を託そうとするのですが、付人の郵便で送付した方が早いというアドバイスに基づいて、手紙はポストに投函されます。
ワニくんは、心配でたまらず、やはり、自分で届けようと手紙を追い駆けるのです。
それから自転車によるワニくんの冒険が始まるのですが、どうも王様の国は、アメリカとは海を隔てているようで、手漕ぎボートでの太洋の横断も決行します。
手紙はというと、中々憎い展開があって、嬉しい結末を迎えるのです。

ただ、いろいろな場所を越えていくのですが、物語の起伏に乏しい気がしました。
また、文章が冗長な感じがあり、どちらかというと読み聞かせよりも、小学校低学年の子供が自分で読む類の絵本だと思います。

おうさまライオンが、いちばんの友だちに、手紙を書きました。

アメリカの大統領です。ワニくんは、手紙のことが心配で、アメリカ

まで自転車で追いかけます。郵便屋さんに任せておけばいいの

にと思いましたが、手紙がいっぱい詰めた鞄から、風で一通吹き

飛ばされたのが、王様の手紙だったのです。ワニくんのおかげで

大切な手紙は、届けることが出来ました。アフリカ便は、届かな

かったこともあったから、絶対とは限らないからワニくんが追いか

けてよかったです。ワニくん、頑張りました！

ここまで一生懸命になれるわに君凄い、王様への忠誠心凄すぎる、と思いました。壮大な旅をしたはずのわに君ですが、この絵本を見ると、世界はそれ程広くはないさというような気がしてくるから不思議。寝ぼけた顔してなかなかやる男です。

王様から手紙をアメリカの大統領に届けてくれと言われたのに郵便で送ることになった。
王様からの大切な手紙、なくしてしまったら大変！とばかりに必死に追いかけ、海超え、山超え、砂漠超え。
自分の使命を果たそうとがんばるワニ君の姿に心打たれます。
そんなワニ君の苦労は報われるのか！？

娘は次々と変わる場面に笑い転げてました。

王様ライオンからアメリカ大統領へなるべく早く届けるように言われたわにくんですが、郵便で送った方が早いとなり・・・
それでも無事届くか心配なわにくんは自転車で手紙を追いかけます。
道のりは危険なジャングルだったり、砂漠だったり、海だったり・・・
かなりかなり過酷なもの！
それを王様から受けた使命感に燃え、乗り切る姿は頑張り屋さんで素敵！！
なんだけどヘトヘトで可笑しいです（笑）
ていうか、郵便屋さんに任せておけばいいのにー！とツッコミたくなりましたが、行ってよかったのです。
わにくんのお陰で無事届けられるんです。
アメリカまで行く手段は色々ありますが、自力で行っちゃうわにくんがすごい（笑）

わにさんが冒険していく中で、ピンチになったりするところで笑ってました。「おっかけられてる〜」って言って喜んでました。私は、絵のタッチが好きで、ページをめくるのが楽しかったです。

王様ライオンがアメリカの大統領へ宛てた手紙。
そんな大切な手紙、ゆうびんやさんに任せるわけにはいかない！と
ゆうびんやさんを追いかけた家臣・ワニ。
あぁ〜・・忠義には厚いが、だめ家臣だな・・・と思っていたら、
最後は大手柄をあげます。
立派だったぞ、ワニ！

「かえるくんシリーズ」で人気のオランダの作者　
ワニくんは　王様に忠実なのに驚きました
手紙を　アメリカの大統領に渡すのですが・・・　ワニくんは自分で届けたく　郵便ポストに入れられた手紙を　探す旅に出ます
すごく険しく　しんどい旅なのに・・・　砂漠の砂の上を自転車で考えられない　
こんなにしてまで　王様の手紙を届ける　エネルギーはどこから生まれるのでしょうね？？（ワニくんは　すごい！）

私なら　ダメです・・・（諦めてしまいそう）
　　
ワニくんの努力は報われ　立派な勲章をもらうのですが、「くろうしたかいがあったよ」
ワニくんの涙が　物語ってますね
絵がはすごく　分かりやすく　海はさすがに広々として、よく分かります

かえるくんシリーズも読んでみます