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おはなしのたからばこワイド愛蔵版(11) 赤いくつ」 みんなの声

おはなしのたからばこワイド愛蔵版(11) 赤いくつ 作:角田 光代
絵:網中 いづる
出版社:フェリシモ出版
税込価格:\1,415
発行日:2009年10月
ISBN:9784894325005
評価スコア 3.97
評価ランキング 45,121
みんなの声 総数 37
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  • 怖い・・・

    娘に読み聞かせをする前に私が読みました。
    事前に読んでおいて正解でした。
    こんな怖いお話、4歳の娘にはまだできません。
    足を切られたり、死ぬことになったり・・・。
    これ、大人向けの本ですよね。子どもには見せたくありません。
    グリム寓話はやっぱり怖いです。

    投稿日:2015/12/06

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  • カーレンの美しさが際立っています

    角田光代さんの文、網中いづるさんの絵、どちらもとても
    魅力的で、物語の世界にぐんぐんと引き込まれます。

    網中いづるさんが描くカーレンは本当に美しく、
    赤い靴を履くことで、その美しさが際立っています。

    私までに、カーレンと一緒に踊り続けているような
    気分になりました。

    しかし、それにしてもせつなすぎる物語でした。

    投稿日:2015/12/09

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  • カーレンというかわいそうな娘を引き取った奥さまは、カーレンが今まで履いていた手作りの赤い靴も着ていたみすぼらしい服も全部捨てて、新しいきれいな服や靴をそろえてくれました。
    ふと目にした赤い靴を、買ってはもらったのですが、教会に履いていってはいけないのに履いていったカーレンのそのあとの運命はあまりにも過酷なものでした。
    うーん、ここまで…と思ったりして、恐ろしさを感じました。水彩画の流れるような絵のタッチに軽やかな動きを感じることができました。
    カーレンの最後、本当に幸せだったのでしょうか。

    投稿日:2015/12/09

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  • 違う絵本でも、同じお話を読んだことありますが、やはりこのお話は悲しいと感じます。キリスト教徒だったら、救われたカーレンのラストをハッピーエンドととるのかもしれませんけど。
    でも、怖くて美しいと思いました。
    ちなみに6歳の息子はこの話を好まないです。

    投稿日:2015/12/09

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  • 悲しいお話

    赤いくつを読んでもらったのは幼稚園生の頃。30年以上ぶりに今回読んでみたのですが、子供心にはただ怖いからもう読みたくないお話だった赤いくつが、悲しい生い立ちをもつ少女の切ないお話としてとらえることが出来ました。少女だからこそおかしてしまった罪とその代償、考えると残酷で深く悲しいお話だと思います。
    挿絵がキレイな色調で少女のはかなさをより感じます。幼稚園生の子供には理解できないと思うのでまだ読むときではないと思うのですが、私の中の赤いくつのイメージが変わり良かったと思いました。

    投稿日:2015/12/07

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  • この話は、おしゃれが大好きな長女には
    びっくりすることだったようで、
    じーっと聞いていました。
    なんというか、教会うんぬんの、
    キリスト教の教えみたいなものが
    下敷きにあるから、ちょっと過激にも
    思えるのかなと思いますが…。
    私も小さい頃に聞いてびっくりした
    足をちょんぎる場面。
    でも、これがないと、この話は
    成立しないので、ごまかしなく
    小説家の厳選された言葉でつむがれているのは
    いいなと思いました。

    投稿日:2015/12/09

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  • さみしいお話

    踊りが好きというのはわかりますが、お葬式で赤い靴をはいていくのはいけませんね。

    でも踊りをやめるには足を切らないといけないというのはかわいそうで、確かにもとは自己中ですがそこまでさせなくても、、、とさみしい気分になりました。

    ただ、本人は納得しているので、そこは神様のお慈悲でまた足をはやしてくれたらいいのにな。

    投稿日:2015/12/09

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  • 「赤い靴をはいた女の子が躍り続けて、足を切らなくてはいけなくなったお話。」
    そう私の中では長年インプットされていましたが
    改めて読んでみると、それだけではない、この物語には大事なことがいくつも物語の中に隠されていました

    だれか、カーレンに「なんで」赤いくつをはいていってはいけないのかを
    教えてあげるべきだった。
    「赤い靴をはいてはいけない」だけだと、
    誘惑に負けてカーレンみたいにはいてしまう子いると思います。
    可愛いからという理由だけでTPOを考えない格好をしている大人もいるように。

    時に、知らないということは、怖いこと。
    知らずにやってしまって、仕方ないではすまないこともあるということ。

    カーレンは赤いくつをはいてしまっただけでなく、
    黒い靴をはくと約束したのに守らなかった事。
    大切なおくさまの看病をせず、舞踏会に行くことにしてしまった事。
    たくさんのタブーも犯し、罰を受けることになった。
    きっと、高慢でみえっぱりな子供への見せしめの意味も含んでいたのですね。

    生きている中で、ダメなのに心が揺らいでしまう事ってある
    でも、そんな時に、なんでそうしてはいけないの??と考えることを教えてくれます。
    子供にもぜひ、ただ怖い話ととらえず、たくさん考えながら読んでほしい作品です。

    投稿日:2015/12/08

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  • 怖いおはなし

    アンデルセン童話の赤い靴。
    最初から最後まできちんと読んだのは初めてでしたが、とっても怖いおはなしでした。
    養女にし、優しくしてくれた老婦人のいいつけを守らずに自分の欲求を抑えきれなかったカーレンは報いを受けますが、その報いが恐ろしく子供には刺激が強すぎるのではないかなと思い息子にはまだ見せれないなと思いました。

    投稿日:2015/12/09

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  • 忘れられない

    小さい頃から知っている童話です。

    どこまでもどこまでも…踊り続ける赤い靴。

    そして最終的に切り落とされるという結末がとても衝撃的で、ずっと忘れられません。

    赤い靴に魅了され惑わされ、恩人を見捨てて欲望のままに行動してしまう様は、決して他人事とは思えず、今でもゾッとしますね…。

    美しい絵本なので、是非とも色んな世代に読んでほしいです。

    投稿日:2015/12/04

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