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小学生〜高校生の子どもたちが、 養老先生に様々なことを質問します。 子どもらしい質問もあれば、大人も気になる質問もあり、 あーなるほどと思いながら読みました。 しかし、個人的に一番おもしろかったのは、 養老先生の人柄が出まくりのところです。 好きな人の前で緊張してしまうと、 中学生が本気で悩んでいるようなことにも、 ヘンなことではないから、慣れればいいと、短く終えてしまったり、 時には質問自体がくだらないとばかりにバッサリ切ってしまうことも。 先生の娘さんが、 宇宙のはてはどこにあるかと聞いてきたときに、 宇宙は空間だから、はてなんかない 質問自体がおかしいという。 ご自身の娘さんにまで、 そんな調子で答えているのかと想像するとちょっと笑えます。 近所の子どもたちと、 ちょっとひねくれた知恵のあるお年寄りが会話しているのを、 横で見ているような本です。
投稿日:2018/10/14
脳のこと、命のこと、生きること、子どもはいろいろと疑問を持ち、悩んで育っていくもの。 自分にもこの手の疑問と、自分なりの納得と、自分なりの妥協と、自分なりの放棄がありました。 おざなりにしたまま育ってきてしまいはしましたが、あれほど友人と難しいことで議論したことが、年月が簡単に答えを出してくれたりします。 この本では、様々な子どもたちの質問と養老先生の回答のバランスがとても楽しめます。 質問については、年様々で子どもの心の成長を感じますし、養老先生は真剣に受け止めたり、いなしたりしながら本音で答えているのです。 答えが出ない質問、いろいろな答えがあるに違いないのがこの本に書かれている質問。 親としての学びとともに、悩める子どもたちにおすすめです。 大人だってそれほどバカにできないと思うよ。
投稿日:2011/11/09
大人にとって、タイトルがなかなか、つきささるなと思いました。 「馬鹿な大人は、馬鹿な子どもより手に負えない」ということわざもありますから、、、 養老先生が、子どもたちの質問に答えてくれます。 けれど答えが、ちょっと抽象的な感じがして、わかりにくいところもありました。 脳と体はつながっているから、脳も体も動かさないとダメなんですね。便利すぎる生活は、脳のためにはあまりよくないのかも、と思いました。
投稿日:2011/11/03
初めて読みましたが 子供の質問に答えているので 大人には物足りないかな。 もっと詳しく知りたいです。 子供の質問が同じようなものが多くて 先生も繰り返し言わなければいけないことになります。 もう少し真剣な内容でも中高生なら 読解できると思いました。 絵がかわいすぎるので集中できませんでした。
投稿日:2011/09/29
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