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ふしぎな はこ

ふしぎな はこ(評論社)

箱のなかにはいっているのは?!

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どこいったん」 みんなの声

どこいったん 作:ジョン・クラッセン
訳:長谷川 義史
出版社:クレヨンハウス
税込価格:\2,200
発行日:2011年11月
ISBN:9784861011993
評価スコア 4.31
評価ランキング 20,175
みんなの声 総数 84
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84件見つかりました

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  • いやーな怖さ

    • ハリボーさん
    • 30代
    • ママ
    • 京都府
    • 男の子8歳、女の子5歳、

    動物達の表情がとてもいい感じで描かれています。
    あえて方言で訳されているのも、おもしろいです。

    でも、お話自体は、最後の結末で、うさぎがいなくなって、血の後のようにみえる場面、背筋が凍る感じの怖さでした。

    子ども時代に絵本等で、怖い体験をするのは大切だとは思いますが、このタイプの怖さは、あえて親から子に読み聞かせしなくてもいいかなと思いました。

    投稿日:2012/06/01

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    9
  • 幼児には…???

    幼稚園で読み聞かせボランティアの保護者の方が読んでいると聞きました。が、私は、他にもっと多くの絵本があるなか、この絵本をわざわざ選んで読もうとは思いません。(私も長年おはなし会のボランティアをしています)

    この絵本のイラストは洗練されていて、大阪弁も面白いかもしれません。

    でも、この絵本の、大人なら面白いと感じるブラックユーモア的な部分(たとえば、大好きな帽子が目の目の前にあるのに気づかないクマ、会話する者同士が目を合わさない寒々しさ、結末がはっきり分からない不安など…)は、貴重な幼児期にわざわざ出会ってほしい世界とは私は感じません。

    これは、お酒が大人にはストレス発散としてよいものだけど、子どもには害があるのと同じようなことだと思います。

    幼い子には、もっと、心から納得できて、満足できる絵本と出会ってほしいと私は思います。

    投稿日:2017/08/08

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    6
  • 結末の謎

    • しまゆかさん
    • 40代
    • ママ
    • 北海道
    • 男の子14歳、女の子9歳

    くまがお気に入りの帽子を探しに行く。
    いろんな動物に聞くが、だれも知らないと言う。
    でも気がついた。そういえば・・・ うさぎがかぶっていたのは・・・
     うさぎがかぶるとピッタリでとても可愛い三角の赤い帽子。
    くまがかぶると ちょこんと頭にのって なんだか可愛い。
    くまのとぼけぶりも可愛い。  でも、最後に帽子を取り返したくまがうさぎにしたことは・・・
     原作にはeatとあるようです。
    長谷川さん(すばらしい感性と視点がすてきな方)の翻訳が本当にすばらしく、子ども視線であること 言葉をえらんだ関西弁にとても引きつけられること、そして結末の謎に余韻が残り、子どもの反応が楽しみになります。子どもには決してほんとうの結末は言わないようにしましょうか。

    投稿日:2011/12/18

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    6
  • 大人向け

    出だしから読みやすく、ユーモラスな展開に、絵も文章もとても楽しく読み進めていけます。
    ですが、ラストの後味の悪さに、はたして子供に読んで良いものだろうかと疑問が残ります。
    すべてがハッピーエンドでなければいけないとは、思いませんが、これは、かなり大人のブラックユーモアで、あえて子どもの時代に読まなくてもいいような気がします。

    投稿日:2015/04/14

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    5
  • 裏表紙に救いあり(笑)

    小学校で読み聞かせの図書ボランティアをしています。
    この本は長谷川さんの絵本ライブの時の展示即売で
    出会ったもので、現地で手に取り”即買い”となりました。
    出身が関西ですので、この手の絵本はお手の物!
    これからいろんな学年で反応を楽しみたいと思います。

    ストーリーやイラスト、関西弁の訳については、
    他の方が素敵なレビューをたくさん書かれているので、
    この絵本の魅力であるシュールでブラックなラストシーンについて。
    自分と図書ボラ友達、そして我が子の場合ですが...

    自分・・・た、食べてもうたんか!?
    友達・・・え〜?うさぎどこいったん?え?もしかして??
    我が子(小学校高学年)・・・くまが食ったな!
    我が子(中学生)・・・食ったな、うさぎを!

    解釈はそれぞれでよさそうな感じです。
    悪いことしたからやられた。。。
    森の中の弱肉強食的には普通に考えられること。。。
    原作ではeatという単語が使われているそうで、
    そちらも読んでみたい気がします。
    お尻でふんづけた説も面白いなって思います。

    食べられた説をショックだと思われたり、そう受け止めたくない
    方には、こういうことではどうでしょう?を提案します。
    絵本の裏表紙?
    (というのかな、開いてすぐの最初の部分と最後の部分)、
    こちらにもグレートーンで森の仲間たちが描かれていますよね。
    最初は帽子なしのくま&うさぎ。
    最後は帽子ありのくま&うさぎ。
    最後のページをいいように解釈してしまって、
    「くまさんに帽子返ってて、うさぎおる。無事やったんや、ホッ。」
    ほんじゃぁ、最初のページをどない説明すんねん?
    となりますが、その辺りも解釈は自由だと思います。
    もしかしたら、くまの帽子を最初に盗ったんは、
    うさぎではなかったりして???
    新たなミステリーを生んでしまいそうですが、
    いろんな意味で想像力をかきたてられる絵本ということは
    間違いないです。

    投稿日:2013/11/06

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    3
  • 単純におもしろいだけじゃなく、深いおはなし

    ぼうしをなくしたくまが、ぼうしを探し回って、見つける、
    そんな単純なおはなしかと思っていました。

    でも、せっかくぼうしがみつかっても、
    くまに笑顔はありませんでしたね。

    我が子にも読みましたが、4年生のクラスで読み聞かせしてきました。
    うさぎがあかいぼうしをかぶっていることに、みんなすぐに気づきました。
    いつ、くまが気づくんだろう?と思いながら聞いていました。
    うさぎとくまが見つめ合う場面では、こどもたちも息をのんで
    じっと見つめていました。
    どうなっちゃうんだろう、と、緊張感が高まり、
    クラスがしーんと静まりかえりました。

    「くまがうさぎを食べちゃったんだよ」
    と言う子もいました。

    うさぎをさがしているりすに対してくまが言ったことについても、
    「うさぎとおんなじことを言ってるよ」
    という声も聞こえました。

    私自身、現在は神奈川県在住ですが、関西出身なので、
    自分にとってもしっくりくる言葉だったので、
    気持ちを入れて読めました。

    「心が晴れない」というおはなしも、
    たまにはいいものだと思いました。

    投稿日:2012/06/01

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    3
  • 4年生に読み聞かせ

    低学年と違いなかなか気持ちを表に出さなくなってくるころなので、笑ってくれるといいなあと思いながら読みました。

    やはり長谷川先生の絵本は笑いを誘います!
    くまさんが、はっ!として、うさぎさんを見つけて関西弁で問い詰めるシーンは笑いがおきました。
    よかったよかった。

    投稿日:2013/02/13

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    2
  • どういうこと?!

    大阪弁の絵本は今やたくさんあるけれど
    その中でも私にとって『ぼちぼちいこか』以来のショウゲキでした。
    とぼけたくまさんがお気に入りの帽子を探す様子。
    道々で出会う動物たちとの掛け合い漫才のような展開。
    絵柄もポワンとした感じでとっても合ってます。
    本当に可笑しいです。
    中盤までは絵本の中にはのんびりゆったり〜な時間が流れているように思えます。
    しかし!
    くまさんの帽子が無事に見つかってからは 一転。
    シュールな結末を迎えます。
    長谷川義史さんの訳では明記されていないので
    子どもは最後まで読んで「え?!どういうこと?!」と騒いでました。
    メンバーさんのレビューを見させてもらって
    私自身もなるほど!と思いました。
    原作も読んでみたいです。

    投稿日:2012/06/07

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    2
  • どこいった?

    海外の絵本のようですが、ほのぼのとしたイラストと関西弁がとてもよくあってますね。
    繰り返しの文章が子供には心地よいようですが、大人にはラストがかなりシュールです。
    理解できてるかな?と思い息子に「うさぎさんどこいっちゃったかな?」と聞いてみると見返しのたくさん並んだ動物の中のうさぎさんを見つけてくれました。見返しのイラストは帽子をかぶったくまさんと帽子のないうさぎさんの姿が見られます。
    子供目線ではうさぎさんがくまさんに帽子を返してハッピーエンドに見えたようです。

    投稿日:2015/10/19

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    1
  • 大人向けかも?

    • ともっちーさん
    • 40代
    • ママ
    • 佐賀県
    • 女の子8歳、男の子4歳

    帽子を探すくまのお話。

    うさぎにしろくまにしろ、後ろ暗いことがあるとムキになって多弁になる所がわかりやすくて面白い。
    うさぎはやっぱり食べられちゃったのかな?

    この作品、4歳児にはあまり反応が良くなかったですが、大人の私がちょっとハマってしまいました。
    絵の雰囲気も好きだし、淡々とした関西弁のセリフも絶妙です。
    さすが長谷川さんだな〜と思いました。

    ただ、読む人は関西弁がうまくしゃべれないと世界観がうまく出ないかもしれませんね。

    投稿日:2015/09/27

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