新刊
はじめてのクリスマス

はじめてのクリスマス(偕成社)

人気コンビがおくる、新作クリスマス絵本

  • かわいい
  • ギフト
  • ためしよみ

ガンバレ!!まけるな!!ナメクジくん」 みんなの声

ガンバレ!!まけるな!!ナメクジくん 作・絵:三輪 一雄
出版社:偕成社 偕成社の特集ページがあります!
税込価格:\1,100
発行日:2004年
ISBN:9784033121307
評価スコア 4.69
評価ランキング 2,000
みんなの声 総数 41
「ガンバレ!!まけるな!!ナメクジくん」は現在購入できません
  • この絵本のレビューを書く

立場で選ぶ

並び替え

41件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 2 3 4 5 次の10件 最後のページ
  • 見直したぜ、ナメクジくん

     いよいよ梅雨の季節になって、そうなるとかたつむりが頭に浮かびます。
     雨の中、紫陽花の葉にかたつむりがのろのろと歩んでいる。絵になります。
     それがもしナメクジだったら、どうですか?
     キャー、だ、だれか塩持ってきて! なんてことになるに決まっています。
     ナメクジに貝殻を被せただけで、ともしかしたら思っていませんか、かたつむりのこと。
     つまり、かたつむりはヤドカリのようにカラを取り換えることはないのです。
     あのカラの中には心臓とか肺とかとっても大切なものがはいっているのです。
     この絵本は「科学絵本」というジャンルに分類されているだけあって、そういうことも丁寧に書かれています。
     それでいて、絵はとてもかわいいのですが。

     この絵本はナメクジの話です。
     実はナメクジというのはかたつむりの進化したものだというのです。
     つまり、あの大きなカラを捨ててしまえばもっと自由になるに違いない、そう考えたかたつむりの一群がいたのです。
     もっと自由を! というわけで、そこから何世代も進化し続けて、カラをもたないかたつむり、ナメクジになったというわけです。
     なんだかすごいでしょ、ナメクジ。
     まるで「青年は荒野をめざす」みたいに、かっこいい。

     進化した果てにここまで嫌われるとは思っていなかったかもしれませんが、これからもさらなる進化をめざして、のろのろと歩きつづけていくのですね。
     この絵本はそんなナメクジくんへのエール本なのです。

    投稿日:2017/06/11

    参考になりました
    感謝
    1
  • 筆者のナメクジ愛

    • しぃ83さん
    • 30代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 男の子5歳

    子どもに読んでいたはずの私が、へぇ?となった本。
    確かに、ナメクジとカタツムリは「から」の有無だけが違う存在なのにその印象の差たるや。
    ナメクジはからを見つけられなかった敗者ではなく、
    むしろ「から」から自由になった勝者だった。

    投稿日:2024/05/22

    参考になりました
    感謝
    0
  • 冒険野郎

    ナメクジが主役になるの?!と気になって、手に取りました。
    ナメクジの生態を、カタツムリと比較しておはなしにしたもの。確かに、殻があるのとないので、こんなにも扱いが違うものかと、気の毒になります。
    ナメクジが、「殻を捨ててまで新天地を求めた冒険野郎」と扱われていて、なんだか嬉しくなりました。
    ちょうど梅雨の季節なので、もしかしたら見かけるかもと、この絵本を読んでからちょっと楽しみになりました。

    投稿日:2023/06/13

    参考になりました
    感謝
    0
  • ナメクジに関する科学絵本

    絵本、として手に取ったのですがナメクジの生態について学べる科学絵本です。確かにナメクジはちょっと気持ち悪くて、カタツムリはかわいい。だけど、ナメクジの方が殻から出ていった冒険家、と言われると少し見る目が変わりそうです。

    投稿日:2022/11/19

    参考になりました
    感謝
    0
  • 知らないことだらけ

    • まことあつさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子8歳、男の子6歳

    梅雨が近づき、ナメクジが出る季節になり、
    ナメクジ用の薬を買い、ナメクジを目の敵のようにしている夫。

    内容は知らなかったのですが、ナメクジの話だし、
    ちょうどいいかと、夫に
    この絵本を読み聞かせてもらいました。

    ぼんやり聞いていても、おもしろそうで、
    次の日、自分でも読んでみました。

    知らないことだらけでした。

    なにより、知らないことも
    この作者の書き方が面白くて、
    「冒険野郎」とか、もうナメクジをそのようにしか見られません。

    それでも、家の中に入ってこられちゃ困るので、
    玄関周りには今回も薬を撒かせてもらいましたが。

    投稿日:2021/06/01

    参考になりました
    感謝
    0
  • ナメクジ、見直しました!

    この時期になるとカタツムリやナメクジが出てくるので、借りてみました。

    カタツムリを見ると子供に見せたくなるんですが、ナメクジは悪者というイメージがあった私ですが、この絵本を読んで、ナメクジを見直しました。

    カタツムリの体の中もわかりやすく描かれていて、とても勉強になりました。

    投稿日:2019/06/13

    参考になりました
    感謝
    0
  • ナメクジだってすごいんだ

    • てつじんこさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 男の子7歳、男の子4歳

    たしかにカタツムリと比べると人気のない、むしろ嫌われているナメクジ。たしかに私もどっちかっていうと、カタツムリのほうがいいです。表紙も塩をかけられて泣いてるナメクジの絵だし、書いてある内容も、はじめはかわいそうなナメクジの話で、ナメクジに同情してきました。
    けれど、ナメクジは長い年月をかけて殻を小さくする進化を続けてきて現在の姿になったチャレンジャーでした。
    カタツムリの殻をとったらナメクジになるのかな?とか、子どもの持ちそうな素朴な疑問にも答えてくれてあるし、絵もかわいらしいし、子どもと読むのにぴったりの自然科学絵本でした。

    投稿日:2017/06/17

    参考になりました
    感謝
    0
  • ナメクジとカタツムリの違い

    これは面白い!子供のころ思う、ナメクジとカタツムリって同じ生き物?という、素朴な疑問を、コミカルな絵で、面白く教えてくれます。ナメクジの方が進化している?! というびっくりする事実も!! 小学校での読み聞かせでも、子供たちをくぎづけにしました。

    投稿日:2016/11/07

    参考になりました
    感謝
    0
  • ナメクジに対する愛

    ナメクジに対する愛が溢れている絵本だなあって思いました。
    カタツムリに似ていてももっと、チャレンジャーで進化して
    きたナメクジ。すごいんだなあ。
    ああ、でも、ごめんなさい。すごいんだなあとは思っても、
    こんな絵本を読んでも私はやっぱり「ナメクジかわいい!」とか
    って思えません。当たり前のことかもしれませんが、進化した
    からと言って「ヒト」からみて「かわいく」なったり「かっこよく」
    なったりするわけではないんですよね。
    虫?好きな子どもちゃんや、理科っぽいことが大好きな子ども
    ちゃんは楽しむことができる絵本だと思います。

    投稿日:2016/01/10

    参考になりました
    感謝
    0
  • 子どもの選んだ絵本です

    大人ならなかなか選んで読もうと

    思わないタイトルかな?と思いますが、

    読んでみると、なかなかおもしろいです。

    ナメクジの歴史みたいなものが、

    とてもわかりやすく描かれています。

    ナメクジをあまり知らないので、塩をかけたら

    なくなってしまう・・ということくらいしか

    私自身も説明したことがないですが、

    これからはナメクジの説明、しっかりできそうです!

    レビューが意外とあったので、ある意味うれしいです。

    投稿日:2014/10/16

    参考になりました
    感謝
    0

41件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 2 3 4 5 次の10件 最後のページ

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

この作品にレビューを投稿された方は、こんな作品にも投稿しています

しろくまちゃんのほっとけーき / ぐりとぐら / おつきさまこんばんは / きんぎょがにげた / いないいないばあ / もこ もこもこ / おおきなかぶ ロシアの昔話 / わにさんどきっ はいしゃさんどきっ / おおきくなるっていうことは / うずらちゃんのかくれんぼ

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ

  • おばけキャッチャー
    おばけキャッチャー
    出版社:ニコモ ニコモの特集ページがあります!
    にげだした いたずら おばけを つかまえて とじこめていたはこに もどすまでのアドベンチャーゲーム。
  • 星の子ども
    星の子ども
    出版社:冨山房 冨山房の特集ページがあります!
    グリム童話「星の銀貨」の世界をバーナデット・ワッツが描きだす。色彩豊かな美しい絵が名作童話の魅力をひ


人気作品・注目の新刊をご紹介!絵本ナビプラチナブック

みんなの声(41人)

絵本の評価(4.69)

何歳のお子さんに読んだ?


全ページためしよみ
年齢別絵本セット