中表紙に描かれている『藍銅鉱(らんどうこう)』なんて、すごくすごくきれいです!!
「めのう」も、よく石好きの人が話題にしますよね。
作者は“オズ・プロジェクト”というものを立ち上げて、子どもたちにいろいろな体験提供する活動を広げている人です。
だから、なのでしょうか?
絵本の、作り方がとっても子ども目線というか、分かりやすく簡潔で、余計な説明が一切ない。見て楽しく美しく、もっと興味を持ったら自分で調べてみたら〜。くらいの紹介の仕方をしています。
少なくとも、私にはそう感じられました。
解説に使っている活字は比較的大きく読みやすいです。
だけど、シルビア・ロングさんの描いてくれている各ページのいろんな意志の姿やその石が取れる場所の風景などは、
とても写実的にでリアルに描かれているので、それがどんなものなのかしっかり伝わってきます。
石に興味があってもなくっても、一度は手にしてみてほしい一冊ですね〜。
何かの折に小学校の高学年くらいにブックトークしてみたいです。