「そんなときどうする？」 みんなの声

このお話は、男の子が色々なシチュエーション追い込まれたとき、どう対応するかを描いた絵本でした。面白い対応方がたくさん載っていて、想像力があって読んでいてとっても楽しかったです。うちの子は、家に入ってきて暑がっているしろくまの毛皮をコートみたいに脱がしてあげるという対応が一番受けていました（笑）

「毎日の暮らしの中できっと役に立つ礼儀作法」という前口上を見て標題紙を見ると、なんとなく意味ありげな絵。
なぜなら、どう考えてもあり得ない日常生活。
とんでもないシチュエーションに、もっともらしい礼儀作法のオチ。
ここまで読む目を小ばかにしたような、まさにコント集です。
でも…。
これがケッコウ子どもたちには受けそうなのです。
「ありえな〜い」などと言いながら、図書館では静かにしたり、どんな時でも食前には手を洗ったり…、エチケット・マナーを身に着けちゃったりできるかもしれません。
センダックの絵もジャストフィットです。

２歳息子が図書館で借りてきた本です。読みはじめて、そんなときどうする？と聞かれると、大人はえ？どうしよう？と戸惑ってしまいますが、子供たちは口々に自分の考えを伝えてくれます。そして、本の答えに驚いたり笑ったりします。紳士、淑女向けかどうかは分かりませんが楽しく読める１冊です。

想像と全然違うお話でした。

でも表紙の下の方を見たら

たのしいれいぎさほうのほん

と書いてありました。

どんなおかしな事が起きようと、

礼儀を重んじる。

でもなんか、

空気が読めないというか

的外れな回答にも感じました。

それを面白いと思うかどうかは

読んだ人によりますね。

私たち親子は面白いとは

思いませんでした。

大人向けの紳士・淑女の礼儀作法の絵本じゃあなくて、若き紳士

・淑女とあるから、子供向けの楽しい礼儀作法の絵本みたいです？？

”毎日の暮らしの中で、きっと役にたちますよ”と、ありました（笑）

なるほどと、納得いうもののあれば、それぞれでした。

”サーカスの軽業師で、高いところに、張られた綱を渡っていると

反対側から来たおじょうさんと、ばったり出くわして、先に通して

あげて、下に嬉しそうに落っこちていたけど、怪我しなかったかな

あ”とおもいました（笑）きっと、下にマットが張ってあったのあなあ

と、思うことにしました。紳士になるのも、大変だなあと思いました

「そんなときどうする？」
この絵本は，読み手も色々考えさせられる，親子で読んでいたら話の盛り上がる，そんな絵本に思いました。
「そんなとき」がまた現代の日本の子供の日常ではなかなかないかな〜という面白いシュチュエーションなのも，またいいですね！

そんなとき　どうする？
こんなタイトルが興味をひきました
おもしろい　　　礼儀作法です　　　そんなときどうする？
その　対応の仕方が　ナンセンスで　おもしろいんです
礼儀作法とは　常識的な　答とおもいきや　　　常識外れで・・・・
笑えるのです

センダックの絵はユーモアたっぷりですね　　　絵本はやっぱり　おもしろい！

独特のユーモアがあります。
モーリス・センダックさんの絵はいいですね。
少しブラックユーモアのお話も、軽く、お洒落に、伝わってきます。
絵本の大きさも、小さめの版型や、二色刷りなのも、この絵本の雰囲気に合っていて素敵です。

この、なぞなぞにも似た展開、それでいて、当たり前とも思える身の回りの基本的なルールを、礼儀正しいんだか悪いんだかわからない仲間達の中で、淡々と身に付けていく様は、見ていて滑稽というか愉快というか、単純に面白い。

「たのしいれいぎさほうのほん」シリーズの1冊です。
邦訳は谷川俊太郎さんですから、読みやすくて楽しい日本語になっています。
このシリーズはシチュエーションが「まさか〜（笑）」って感じなのに、“紳士淑女の礼儀の本”のため、慇懃な言葉で対処しているところが面白いんです。
あまりにも突飛な状況でありすぎて、

「そんなとき　どうする？」

と、言われても、正直すぐわからなかったです。
ひとひねりある感じがまた笑いました。
でも、言われると「そうだよな」って思っちゃうんです。
参加型にして小学校の中学年くらいにいかがでしょうか？