「3びきのこぶたのおてつだい」 ママの声

母親を思う気持ち、労わる気持ちが

とっても伝わる絵本でした。

お母さんがお布団に入ったままなので

みんなで看病してあげようと奮闘するお話です。

３匹が自分の経験をもとにお母さんを看病します。

その姿は母親として、とっても感動しました。

お母さんの大切なお皿を割ってしまったところは

ちょっと胸が痛みました。

お母さんの方ではなく、割ってしまった子どもたちの気持ちにです。

お母さんにおすすめです。

4歳2ヶ月の息子に読んでやりました。3匹のこぶたのママが熱がでて寝込んでしまいました。こぶたたちは、自分達が病気になったときママにしてもらったことを思い出しながら、病人をいたわっています。ちょっとおかしなこともありますが、そこは正確さより子ども達の気持ち。見ているだけで涙が出てきそうです。息子も私がちょっと具合が悪いと色々と気を使ってくれますが、そういうことを思い出し、そしてまた新しくできることを覚えたみたいです。ちょっと読んでやったこちらがじーん、ときてしまう一冊ですよ。

びょうきになったお母さんのために
「自分たちがびょうきのときにお母さんがしてくれたこと」
を一生懸命思い出したり、
「お母さんが喜ぶこと」
を考えたりしながら、お手伝いする子どもたち。
失敗ばっかりだけど、そんな気持ちが、母としては、
一番嬉しいですよね♪
お母さんのお気に入りのお皿を割ってしまったことを
お互いかばいあう兄弟愛も必見です。
母と子、そして兄弟のこころあたたまるストーリーでした。

もしお母さんが熱を出して寝込んでしまったら…。
こぶたちゃんたちは、頑張ってお母さんのためにいろいろお手伝いをしますが、ドタバタうるさいし、挙句の果てにお母さんの大事なお皿を割ってしまいます。
私ならここで「もう！何もしなくていいからゆっくり寝かせてよ！」とつい言ってしまいそうですが、優しいこぶたのお母さんは「ありがとう、元気が出たわ」。
参りました！
私も見習わなくては！と痛感しました（笑）
こどもたちの「病気のお母さんのために何かしてあげたい」という気持ち、少しくらい失敗したって、その気持ちを大事にしなくては、とこの本から改めて教えてもらいました。