最近、韓国や朝鮮の話の絵本をよく見かけるのと思うのは気のせいでしょうか?子どもの世界には、韓流ブームは関係ないと思うのですが、大人の世界の影響なのでしょうか?面白い絵本が多いので、それ自体に異存はありません。でも、結局大人の私達が、子どもの環境を決めてしまっていると思うと、襟を正さなくてはなりませんね。
さて、この本のお話はたわいもなく、わらしべ長者のように初めはあわ1粒しか持っていなかった若者が、それをすこしずつ大きな物と取り替えて行って、遂にはお嫁さんをもらうという話です。
こう書いてしまうと、どこの国にも同じような昔話があるのね、で終ってしまいます。でも、わらしべ長者と違うのは、この若者が意図的かつ強引に大きな物を手に入れていて、それに対して、感謝の気持ちがないことだと思います。
若者の表情を見ると悪気のないのはわかるのですが、しょうしょう後味の悪い思いをしました。お国柄の違いなのでしょうか・・・