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女トロルと8人の子どもたち」 ママの声

女トロルと8人の子どもたち 作:ヘルガドッティル
絵:ピルキングトン
訳:山内 清子
出版社:偕成社 偕成社の特集ページがあります!
税込価格:\1,282
発行日:1993年
ISBN:9784033275802
評価スコア 4.5
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みんなの声 総数 9
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  • アイスランドの大自然

    • イヨイヨさん
    • 30代
    • ママ
    • 山口県
    • 男の子4歳、女の子2歳

    幼稚園で、がらがらどんの遊びをしたという息子と、今ハマっているのが北欧のお話。
    トロルが出てくるアイスランドのお話ということで読んでみました!
    アイスランドでは、山の中に住むトロルや、丘のほら穴にすむ妖精のそんざいが信じられています。
    たとえば、岩がころげおちて地滑りが起こったらトロルの家がきれいになったということ、山が爆発したらトロルのごちそうが出来上がるということ、とこんなふうに。
    そんなアイスランドの、巨石にまつわるお話です。
    アイスランドの大自然を感じながら読めるファンタジー。なかなか遠くて行けないアイスランドに思いを馳せれる、大好きな作品です。

    投稿日:2019/03/02

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    2
  • 一つの知恵

    アイスランドの人々は、火山活動をトロルの仕業と考えたのですね。
    自然災害そのものは怖くて恐ろしいけれど、トロルが活動したためなのだと言い聞かせれば、色々な現象を前向きに捉えることができそうです。

    これは火山活動の盛んなアイスランドに住み続けるための、一つの知恵なのかもしれませんね。

    投稿日:2023/09/26

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    1
  • 自然を見る目も変わります

    • まことあつさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子7歳、男の子4歳

    読み終わった後、これは本当にある石なのかと
    調べてしまうぐらいお話が面白かったです。

    でも、石の話ではなく、
    ある女の話として読むと、
    8人の子どもたちを自分一人に任せて
    会いにも世話もしにこない男に
    イライラしてしまいます。

    トロルやファンタジーを
    異文化として楽しめ、
    また自然を見る目も変わります。

    投稿日:2020/04/21

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  • 自然を見る目も変わります

    • まことあつさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子7歳、男の子4歳

    読み終わった後、これは本当にある石なのかと
    調べてしまうぐらいお話が面白かったです。

    でも、石の話ではなく、
    ある女の話として読むと、
    8人の子どもたちを自分一人に任せて
    会いにも世話もしにこない男に
    イライラしてしまいます。

    トロルやファンタジーを
    異文化として楽しめ、
    また自然を見る目も変わります。

    投稿日:2020/04/21

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  • アイスランドのお話

    このお話はアイスランドでは有名なお話みたいです。お父さんが子供にトロルの物語をかたって教えてあげる感じでお話は進んでいきます。トロルの見た目は、正直いいものではないのですが、このお話のトロルはとっても優しくってステキでした。

    投稿日:2013/08/28

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    1
  • 自然現象の理由をトロルの数々の仕業…

     “アイスランドの巨石ばなし”というサブタイトルがついています。
     
     ヨーン少年が、お父さんから聞かされる『フルンブラの石』にまつわるお話。
     アイスランドには、人の姿に似た生き物がいます。
     妖精とトロルです。 
     妖精は丘の洞穴の中に、トロルは山の中に。

     トロルが動き回ると地響きが。
     トロルの百年に一度大掃除は、山の形を変えてしまう。
     百年か千年に一度だけごちそうをものすごくたくさん作る、これが火山の噴火。
     “フルンブラ”は女トロル。
     彼女が夢中になった男トロルは不精者。
     何時も彼女が会いに行きました。
     ふたりが愛し合うことは、人間にとっては地震。
     やがて、フルンブラは一気に8人の男の子を産みます。
     お乳がぴたりと止まって、男トロルを思い出した彼女は、こどもたちを父さんのに会わせようと…。
     
     自然現象の理由をトロルの数々の仕業とした楽しいお話しです。
     アイスランド人のトロル観をかいま見ることができます。
     子ども絵本ながら、表現にドキッとするところがいくつかありますが、サラッと気にせず読みました。

     楽しい伝承話でした。

    投稿日:2010/02/22

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