加古さんの科学絵本です。
こういう知識の作品を書くときの加古さんの情報量は半端ありません。
読み聞かせで紹介できるかな?と思って時間を計ってみましたが、25分を過ぎたところで、まだ1/3残ったので、読み聞かせはあきらめました。
「ノミ」のジャンプの話からはじまるのですが、これがちゃんと宇宙の話へつながっていくから面白いです。
人がどういう知恵と努力を重ねて宇宙へ出ることができたのか、星がどんなものなのか、宇宙の広がりはどういう構成になっているのかとか、
こういう風に説明してもらえると、すごくスーッと頭に入ってきます。
高学年以上のお子さんたちにはぜひ、作者のあとがきの開設まで目を通してもらいたいです。
加古さんがどんな風にこの作品を作ってきたかや、本文では語り切れなかった解説がついていて、さらに深くいろいろ知ることができます。
宇宙そのものだけでなく、科学的なこと物理的なことに興味のある人はぜひ、読んでもらいたいな〜と、思います。