初めて読んだのは今から三年前、長女が4歳の時でしたが、
先日、久しぶりに図書館から借りてきて2歳の次女に読んであげました。
ある日、いがぐり型の宇宙船ごと庭に落ちてきたいがぐり星人グリたろう。
壊れた宇宙船の修理をお父さんが試みますが、いつの間にかグリたろうは大事な家族の一員になっていて・・・。
この本は表紙の絵とタイトルを見ると愉快なお話?と思いますが、
温かくも切なく、涙なしには読めない本です。
別れのシーンは、何度読んでも声も胸も詰まってしまいます。
切ないけれど、優しさがいっぱい詰まっていて、
我が家では、大島妙子さんの絵本の中でベスト3に入っています。
ねこがこっそり一人(匹?)だけ甘栗をゲットしてニヤッとしていたり、
笑いの要素も忘れていない所に大島さんらしさも感じています。
グリたろうのおじさんみたいな風貌もポイント高いですよね(笑)。
長女の時もそうでしたが、案の定次女もグリたろうに心奪われました。
一日に何度も「読んで」と持ってくる日が続きました。
本当に家族全員、このお話がが大好きなので購入する日も近いと思います。
余談ですが、グリたろうはやはり王子さまなんでしょうかね?(^^)
よく見ると、王冠みたいなのが頭についているのはグリたろうの家族だけだし、
グリたろうが帰ってくるとき、いがぐり星人たち、みんなすごく嬉しそうにしてますものね。
お人形のルナちゃんはいがぐり小星に辿り着けるのかしら?(^^)
続編で『その後のいがぐり星人グリたろう』なんて出たら嬉しいな〜!!(笑)