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たいこのすきな赤鬼」 ママの声

たいこのすきな赤鬼 作:松谷 みよ子
絵:石倉 欣二
出版社:にっけん教育出版社
税込価格:\1,430
発行日:2005年07月
ISBN:9784434063305
評価スコア 4.45
評価ランキング 11,253
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  • 憎めない赤鬼

    表紙の、ユーモラスな表情の赤鬼に惹かれ、手に取りました。
    太鼓を叩くのが大好きで、毎日毎日ドンドガドンとする赤鬼。誰かに聞いてほしくて、無理やり山中の動物たちを集めて、太鼓を披露します。
    でも、あまりにも大きな音に、動物たちは皆驚いて逃げてしまって…
    どこか憎めない赤鬼がかわいかったです。

    投稿日:2021/08/08

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  • 自分の居場所

    • まことあつさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子8歳、男の子5歳

    節分が近いので、鬼の話をと思い、
    お薦めされていたこの本を 図書館で借りて読みました。

    太鼓が好きで、みんなに聞いてもらいたくて
    山の動物を呼ぶ鬼。
    でも、太鼓の音が大きすぎて、
    山の動物たちは
    逃げてしまいます。
    夢中になっていて、逃げられたことにも気づかず、
    気づいたときには、また一人ぼっちで
    怒りだす、鬼。

    なんだか、人間、しかも子どもみたいで、憎めません。

    最後に、優しい山の神様が出てきてくれて
    自分の居場所ができて、本当によかったね。

    投稿日:2021/01/21

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  • 赤鬼の転職

    • らずもねさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子7歳、男の子5歳

    太鼓がだいすきな赤鬼のお話です。
    太鼓が大好きなのですが、誰かに聞いてほしいと思って
    森の動物たちを招待します。
    でもあまりの激しさにみんな逃げて行ってしまいます。
    そして赤鬼が大暴れ。
    どうなってしまうのだろうとヒヤヒヤしていると
    山の神さまが静かに現れます。
    赤鬼にとっては本当に幸せな転職?ですね。

    投稿日:2014/11/18

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  • 鬼の変化が楽しい!

    最初に登場した鬼は怖い印象でしたが
    話が進むにつれてだんだんと
    情がうつり
    やがてかわいそうになってきて、最後には頑張る鬼に
    感動しました。

    子供にとっては
    そんな鬼の変化が楽しくもあり悲しくもあり
    色々な感情が話を通して体験できる
    とても素敵な話の持っていき方に脱帽です。

    最後には
    あーなるほどねぇと
    親子で味わえました。

    投稿日:2009/03/27

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  • 愛嬌のある鬼

    • たまっこママさん
    • 40代
    • ママ
    • 三重県
    • 女の子14歳、女の子12歳、女の子7歳

    タイトル通り太鼓の大好きな赤鬼のお話です。
    太鼓を叩くのが楽しくて仕方がない赤鬼は
    どんなに上手に太鼓を叩いても
    聞いてくれる仲間がいなくては寂しいと森の動物達を集めます。
    でもでも、あまりの音の大きさに動物達は・・・・。
    鬼というと怖いイメージがありますが
    このお話に出てくる赤鬼は、だだっ子のような
    幼い気持ちを持った性格でとても愛嬌があるんです。
    お話も全体的にほのぼのとした感じがでて良かったです。
    イラストの影響もあるのかなとも思いました。
    節分の時期にも良いですが、カミナリの季節・梅雨時にもお薦めのお話です。

    投稿日:2009/01/31

    参考になりました
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  • まさに、子供そのものの赤鬼。

    • 多夢さん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 女の子7歳

    たいこのすきな赤鬼がいました。
    しかし、誰も聞いてくれる者がいません。
    そこで、山中のけものたちを集めて、たいこを聞かせてあげることにしました。
    ところが・・・

    誰だって自分の得意とすることは、みんなに見てもらいたいと思う。
    赤鬼もそうだった。
    でも、度が過ぎて、みんな逃げ出してしまった。
    赤鬼は、悔しくなってかんしゃくをおこし、怒ってしまった。
    まさに、怖い鬼。
    でも、捨てる神がいれば拾う神ありで、ようやく、赤鬼も自分の居場所を見つける。

    赤鬼は、まさに子供の象徴のよう。
    子供の得意とする分野で、思い切り才能を発揮させることができる、
    そんな親になれたらいいなぁと思いました。

    石倉欣二さんの愛嬌のある鬼が素敵です。

    投稿日:2007/07/10

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  • 割と地味ですが、しっかりしたお話です

    • 金のりんごさん
    • 40代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 女の子12歳、男の子9歳、男の子6歳

    割と文字数が多く、絵もそれほど華やかではないので、子ども受けがいいかどうか疑問でしたが、松谷みよ子さんの作品なので、借りてみました。
    やはり、お話がしっかりしていて、赤鬼の心の動きがよくわかりました。
    子どももしっかりと最後まで聞き、途中でも、「音が大きくてうるさいよね」とか「あ〜山壊しちゃって」などとポロポロ感動を洩らしながら話に入り込んでいました。
    私は『龍の子太郎』で、太郎が太鼓の好きな赤鬼を天に投げ飛ばしてやるエピソードが好きだったので、似た内容のお話に懐かしさを感じました。
    でも、どうしても太郎のお話と比べてしまい、太郎の方がドキドキワクワク感が強かったので、ちょっと辛く☆4つとしました。

    投稿日:2006/12/03

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  • 1957年の作品です

    • おるがんさん
    • 40代
    • ママ
    • 高知県
    • 女の子13歳、男の子11歳

    48年も前に書かれたおはなしを、絵本として出版されたそうです。
    太鼓が好きな赤鬼ですが、だれも聴いてくれないのが寂しくて、
    森の動物たちを集めて聴かせます。
    でも音が大きすぎて、動物たちは逃げてしまいます。
    かわいそうに思った山の神様が、赤鬼を天に投げてあげてやり、
    赤鬼はかみなりさまの仲間入りをして、思う存分たいこを叩きながら、幸せにくらします。

    絵がとても素敵で、色がはっきりとして、子どもたちにも分かりやすいです。
    松谷さんの文章は、声に出して読みやすくて、読み聞かせにぴったりです。

    投稿日:2006/11/27

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