ディズニープリンセス じぶんもまわりもしあわせにする おやくそくブック(Gakken)
SNSで話題!すてきな大人になるために大切にしたい「おやくそく」を紹介する絵本。
世界の国からいただきます!(徳間書店)
世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!
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84件見つかりました
絵やストーリーが素晴らしくても、あまり長すぎる本はどうしても集団の読み聞かせ時には避けてしまいがちなので、いつも残念に思ってきました。 しかし、この絵本は表紙から受けるイメージと全く違っていて・・・まさに目からウロコの心境です。 読み聞かせに理想的な、見開きでのストーリー展開の絵は、コマ割りされていても自然な流れを感じます。 そこにある『読むべき言葉』は最低限に抑えられているのに、訴えかけるような美しく迫力のある絵が充分に物語ってくれます。 使われている言葉もけっして難しい語り口ではないので、高学年はもちろんのこと、もっと低い学年でも充分理解できるのではないでしょうか。 ぜひ、わが子だけでなく小学校でも読ませていただきたいと思います。
投稿日:2011/06/13
全くチェックしていなかった絵本です。 絵本ナビの皆さんの評価が高かったので試しに借りて読んでみました。 これって絵柄が古風な感じがして ロングセラーの昔話かと思っていましたが 作者も若いしほんの3年前の発行なんですね、驚きです。 しっかりしたお話にさらにどっしりとした安心感もあって 胸に響いてくるお話だなあと思います。 トラの母性とそれを受けるウェン王子との信頼感にジーンとしますし なんといってもラストで 大人に成長して 再びトラの母親に会いに来たウェン王子が とった行動にビックリするとともに感動してしまいました。 これから続くであろうお話を頭の中でめぐらたりして とても良い読後感でした。 娘は一緒に読みたがらなかったので私一人で楽しみましたが 皆さんの評価が高いのもなるほど!と思いました。
投稿日:2010/10/05
徳間書店発行の情報紙に、徳間書店発行の絵本の中で一番サイズの大きい本として紹介されていました。 そこで早速借りてみると、本当に期待を裏切らずに大きくて、さらに期待以上の迫力でした。 物語もしみじみとした素晴らしいものでしたが、何より畳み掛けてくるような虎の存在感に圧倒されました。 コマ割りのあるページもいくつかあり、子どもに読み聞かせるのにはちょっと不向きかなとも思いましたが、全く心配することはありませんでした。 かえってコマ割りによって、キーポイントにもなる絵の比較が出来て、子どもはいろいろなことを発見して喜んでいました。 ただ、この本、大きいので、読み聞かせするときに自分から遠い方のページに書かれた字が見づらいのです。 読むときには、8割方暗記して読むべきなのかもしれないという、読み手泣かせの本でもあります。
投稿日:2007/11/20
絵本ナビの金柿さんがおすすめされていたので読みました。 トラが登場する絵本・・といえば「おちゃのじかんにきたとら」や 「ちびくろさんぼ」が思い浮かびますが、それらの絵本に登場する トラとは全く違った・・まさにトラの迫力を感じることができる 絵本でした。圧倒されました。 迫力を感じると共に、哀しかったです。 憎しみによる暴力はあらたなる憎しみと暴力しか生み出さないの ですよね。暴力をふるっている者自身(この絵本ではトラですが)も 自分でも抑えようのない力に支配されてしまうのですよね。 だから暴れても、ちっとも気持ちは収まらない。 ウェン王子がほんとの意味での賢さや勇気を持った王子でよかった なあと思います。 金柿さんが書かれていたように、息子をもつお父さんが読むのが (読んであげるのが)、一番しっくりくるのだろうなあと思いますが 娘がもう少し大きくなったら、お母さんである私が読んで あげたいです♪ 憎しみや暴力の無意味さ、気高さや、賢さということを知って ほしいな。
投稿日:2011/05/19
ナビでの評判がよかったので読んでみました。 子供を人間に殺されたトラが怒りと悲しみで人間を襲うのですが、 国王は国を守るために自分の子供をトラに差し出します。 トラは占い師の言うとおり、子供を殺すのではなく自分の子供のように育てます。 心配でならない国王は、トラを取り戻しに兵を差し向けますが・・ ストーリー展開の重要な場面で登場人物の「愛情」「情愛」「絆」によって 事態が好転していくのに感動しました。憎しみは何も生まない。 少しの勇気と慈しみの気持ちがいい方向へと導くんだなと、改めて思いました。 本の大きさが大きく絵の迫力も満点です。特にトラがすんでいる場所の描写がとても綺麗でした。 評価が高いのに納得の一冊でした。
投稿日:2010/06/21
小学4年生の子どもたちに朝読で紹介しました。 トラの母の子トラ(人間によって殺された)への愛と その愛の深さからくる人間への憎しみ。 トラの母のウェン王子への愛。 御后さま(ウェン王子の母)のウェン王子への愛。 ウェン王子の御后さまへの、そしてトラの母への愛。 「ぼくには二人のおかあさんがいる。 森のおかあさんだったおまえと、城のおかあさんと。」 ウェン王子のことばとトラの母の目からこぼれる涙のシーンに 子ども達は驚き、また深く感動した様子でした。
投稿日:2011/11/28
親が子を思う気持ちがよく表現されており、感動しました。 特に、二人の母(トラの母と実母)と同時に対面するときの 三者の気持ちを想像すると胸が詰まる思いです。 しかし、何分、子供の反応が今ひとつで・・・すみません。 私自身もレビューで期待しすぎたのかしら。 ラストで自分の子をまたトラに預けにやってくるところは、 感動的です。 でも、ちょっと子供目線で見てしまい、いいのかなぁ・・・なんて少し考えてしまいました。 実母と引き離された感がありはしないかと・・・ それから、立派な王子になるためにトラとして学ばなければならないことってなんだろう? 大事な幼少期にトラのお母さんの愛情をたっぷり受けるのも悪くはないでしょうが、実母や実父のとの関わりや体験は後からでもいいのかな?とか。 あまのじゃくですみません(笑) でも、もう何回か読み聞かせてみようと思っています。 読後の感想が「うん、よかったよ」だけだったので、まだまだ 読みが私同様浅いのかもしれません。 それから、あとがきが良かったです。 中国殷王朝の時代の青銅器(トラの口の中に人が入ってる)を見て、作者がこのお話を思いついたとか。 この青銅器の背景にこのお話が本当にあったと想像するとなんだかとっても感慨深い気持ちになりました。
投稿日:2011/01/30
絵本ナビの評価でランキング1位であることから、ずっと読んでみたいと思っていたところ、図書館で見つけたので迷わず手に取り読みました。 どこかの国の昔話かと思えば、発行は2007年。驚きでした。古風で、ずっと受け継がれてきたかのような、物語の「芯」を感じたからです。 トラの母親の悲しみや怒り、怖がらずに森へ出向いた幼いウェン王子、そしてウェン王子とトラのあいだに確かに芽生えた愛情の温かさ。 心に染み渡りました。 そしてまさか、あんなに大きく成長するまで森で暮らしていたとは。予想外。 最後、父親となったウェンがとった行動もまた予想外。予想外。 ラストまでドキドキが止まりませんでした。 読み終わったあとの、程よい余韻も忘れられません。 迫力のある絵なので、今はまだ下の息子が怖がってしまうかも・・・と思ったので、もう少し大きくなったら、我が息子たちにもぜひ読んであげたいと思います。 素敵な絵本に出会えて幸せです。
投稿日:2011/01/05
こちらでの評判が良かったので、読んでみました。評判が良いのも納得です。 絵本の良さ、醍醐味というのは、絵を見ることで、文章には書かれていない部分を想像させてくれたり、文章を引き立たせてくれたりする所だと思っているのですが、そういった意味で、この本は、まさに「これぞ、絵本の醍醐味!」と思える、絵本ならではの良さが味わえる一冊です。 子供だけでなく、大人までもが、引き込まれる迫力のある、すばらしい絵。絵を追っていくだけで、ストーリーがわかりますので、読み聞かせには、とても良い、お勧め本です。 ストーリーも素晴らしい。 我が子を慈しむ心は、人間の親であっても、虎の親であっても変わらないということ。親子の関係はそれが本当の親子でなくても、信頼関係よって成り立ち、深まるということ。親は愛情を持って育てれば、それは子に伝わり、そして子は親から受けたその愛情を裏切らないということ…。憎しみからは何も生まれない…ということ。親子関係だけではなく、社会一般に言えることを、この本は教えてくれます。 ラストもこれからも続く愛情、信頼を示唆していて、とても素敵です。 確かに、どなたかが仰っていたように、大型絵本であるので、遠くにある文字は読みづらいというのは有りますが、是非、お子さんと読んでみてください。オススメの一冊です。
投稿日:2010/10/01
全員が5つ星をつけているの中で4つ星をつけます。空気を読んで、5つつけようかと思ったのですが、自分はそこまで感動出来なかったのです。 みなさんのレビューを読んで期待しすぎたのと、子供の反応がいまひとつだったのが4つの理由です。 絵も素晴らしく、内容も壮大、絵本すべてにおいて品格を感じる、と何一つケチのつけようのない本で、プレゼントにもらったら「ありがとう!」と喜ぶと思います。 虎との絆ができて、その関係がずっと続いていくというラストには感動しました。 ただ、スケールが大きすぎるせいか共感できなく、どことなく遠い世界の話のようで、自分の中にしっくりこなかったのです。 とってもナンセンスな話は受け入れることができるのに、この話は妙にリアルなだけに矛盾をほっておけない気持ちが出てきてしまって・・・。
投稿日:2010/09/15
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