訪問先の保育園で、ちょうどあみちゃんと同じ4歳児クラスで
読み聞かせしました。
あみちゃんはお母さんと一緒に動物園へ出かけました。
でも、お目当ての「こぐま」がお腹をこわして見られなかったので
だだをこねてしまって、結局動物園を楽しむことなく帰宅することに。
そんなあみちゃんを待ってたのが、
電車のなかでの不思議な出来事なんですが、
実はあみちゃん、本当は他の動物達もみたかったのかな?
途中で帰って来ちゃったから、「やっぱり見たかったな〜」って
気持ちが、不思議な出来事を引き合わせたのかな?
って、だだをこねたり、すねてみたりする、ごく自然な
子供らしい姿のあみちゃんを見て、そう思いました。
ほら、思いが強いと夢に出てくるってよく言いますね?
そんな感じだったのかな?
一緒に絵本を楽しんでる子どもたちも「あみちゃん、ほんとうは
やぎさんにもあいたかったんよね〜」と、私と同じ気持ちだったようで
同年代の子どもたちにはそう感じたのかな?と、
ここでまた、私も不思議な経験をしたような気持ちになったて、
こどもって、こうやって考えることもあるんだな〜と、
気づかせてもくれました。
そして、電車に乗ってる人たちの特徴をうまく捉えて
動物に変身してるところも子どもたちにはおもしろかったようで
あみちゃんがお母さんと出会うシーンでは、
「あのおばさん、カバさんだったんだよ〜」と
ちょっとした絵探しをしてみたりして、たっぷりと楽しみました。
そして、裏表紙のスナップ写真にも、子どもたちも
「あみちゃん、よかったね!」と、にっこりでした。