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天人女房」 ママの声

天人女房 絵:太田 大八
再話:稲田 和子
出版社:童話館出版
税込価格:\1,650
発行日:2007年07月
ISBN:9784887500679
評価スコア 4.13
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みんなの声 総数 7
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  • 七夕、諸説あるけど、応援したい一冊。

    • ムスカンさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子11歳、女の子6歳

    6歳の娘と読みました。

    天のはごろもの話は小さいころに聞いたか読んだかでうっすらと覚えていましたが、
    あれー?天にあがって織姫と彦星だったんだったっけ?
    織姫と彦星は確か結婚したはいいが働かずぐーたらしていて
    神様の怒りを買い、別れ別れになったと聞いていましたが、
    この「天人女房」はなんだか二人でしっかり頑張っている話で
    どちらかというとこちらの話の方が七夕の由来としては応援したくなります。

    ところどころが方言で読むのに苦心しましたが、
    民話はやっぱり面白いなぁと思える一冊です。
    絵もしぶいですね!

    投稿日:2018/01/15

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  • はたして二人は幸せになれるのか?

    • 多夢さん
    • 50代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 女の子13歳

    天人女房・・・いわゆるたなばた物語です。

    羽衣をなくした天女は、牛飼いの男のお嫁さんになり、
    幸せにくらしていましたが、ある日、なくしたと思っていた羽衣を、
    見つけてしまいます。
    ふたりの子どもに恵まれましたが、ふたりの子どもを連れて、
    天の国に帰ってしまいます。

    天上界に住む天人と、地上に住む普通の男との結婚は、
    はたして幸せになれるものなんでしょうか。

    妻の後を追って天上界に行った牛飼いの男に待っていたのは、
    父神の無理難題な命令でした。
    しかし、父神ではなく、妻の言うことに従うと、
    その問題を乗り越えていけたのです。
    しかし・・・

    天女と牛飼いの男の夫婦愛というものを、とても強く感じました。

    一方、父神も、娘(天女)に対しての愛情からでしょう。
    地上の男に娘はやるまいと必死に、無理難題を言い続け、
    そして、ふたりは、とうとう天の川をへだてて、
    別れ別れになってしまうのです。

    元はといえば、男が羽衣を隠したことから始まった夫婦生活。
    ふたりは本当に幸せになれたのでしょうか。
    悲しい愛のものがたりですが、
    織姫星と彦星になった彼らの幸せを願わずにはいられません。

    奄美諸島を中心に伝承された原話に基づいて書かれています。
    牛の命をもらって天に上る方法ををとっています。

    九州地方に伝わっている昔話ならではの方言をしっかり使い、
    昔話の絵はこの人!・・・の太田大八さんの素晴らしい絵。

    子どものみならず、大人でも十分たのしめる内容になっています。

    投稿日:2013/07/02

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  • ずっしりたお話です

    七夕物語のお話です。
    鹿児島(奄美諸島)に伝わる七夕伝説が元になっているようです。
    私の頭の中には、七夕物語=余呉湖に伝わるお話なので、
    七夕物語は各地で少しずつニュアンスが違うんだあ〜と
    新たな発見がありました。
    息子には、何度か余呉湖のお話はしているのもあり、
    結構分量のあるずっしりしたお話にも関わらず、
    最後まで聞き入っていました。
    息子がこのお話で一番気になったのは、子供たちの行方だったようです。
    織姫&彦星の子どもたちもお話に登場しているのが良かったです。

    投稿日:2008/07/30

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  • 現代に通じる昔話

    娘にはまだ難しいので、私が読みました。
    おもしろいと思ったのは、羽衣を見つけた妻が、子ども2人を連れてさっさと天に帰ってしまったところです。
    しかも夫宛ての置き手紙には「私と子どもが恋しくば、天にのぼってきてくだされ」と書いてありましたが、妻は夫が本当に天に来るとは思っていなかったようです。

    天にのぼってくるほどの夫の愛情に気づいた妻は、天では夫の手助けをします。しかし、最後は妻の言うことを聞かなかったばかりに水に流されてしまいます。

    この最後の場面で、妻は夫に月に一度は会ってほしいと言いますが、夫は聞き間違えて年に一度会うことになったそうです。まったく男っていうのは、昔から女の言うことをきいていないんだなぁ、女の気持ちがわかってないなぁ、と思いました。

    現代の夫婦関係にも通じるものがあっておもしろかったです。

    投稿日:2008/05/26

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  • 読み応えがあります

    七夕のお話です。方言の混じった格調高い文、素晴らしい絵。大人が読んでも充分満足できます。牛飼いの男と天人という組み合わせが、最後にどんな結末となるか…この結末は幸せなのか?少し大きくなってからのお子さんなら、また色々と考えたり、気づいたりできそうです。作者からの解説も巻末にあり、私もじっくり読みました。

    投稿日:2007/11/12

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  • 七夕ものがたり:鹿児島昔話

    • レイラさん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子14歳、男の子11歳

    太田大八さんが描く重厚な七夕物語です。
    奄美諸島近辺に伝承されたお話の再話となっています。
    天女の水浴びを見かけた牛飼いは一目ぼれをして羽衣を隠してしまいます。
    困った天女は牛飼いの妻となり、子どもにも恵まれます。
    ところがある日、ひょんなことで羽衣のありかを知った天女は
    子ども達と一緒に天へ・・・。
    天への上り方、天上での不思議な出来事、
    伝承で練られたおはなしの力強さが伝わってきます。
    もちろん、親子・夫婦の愛もしっかりと語られます。
    最近レシピを覚えたばかりの冬瓜も出てきて、
    親近感を覚えました。
    このような昔話は今作品のようにしっかりとした絵本で
    伝えたいものです。

    投稿日:2007/10/25

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