「紙芝居 おうさまさぶちゃん」 ママの声

保育園で先生に読んでもらった５歳の息子が、
「１１匹の猫と同じ猫が出てるよ」と言って、
図書館から借りてきました。
息子は１１匹のねこシリーズが大好きです。

自分で洋服を着れないさぶちゃん、
えばっているのでとってもエラい人に違いないと
アホウドリのホウ大臣たちに
おうさまにまつりあげられますが、
自分で服を着れずカッコ悪いので、
けちょんけちょんにけなされて...というお話です。

いつの間にか一人で服を着れるようになった５歳の息子は、
優越感に浸りながらこの紙芝居を楽しんでいました。

最初はさぶちゃんを王様と敬い奉っていたホウ大臣たちの
最後には手のひらを返したかのような対応が笑えます。

最後の、読者への問いかけ
「みんなの中にも、さぶちゃんのような人、いない？」っていうのも、
とってもいいなあと思いました。

服を自分で脱げるのに、脱がない子、

脱ごうとしない子のママにオススメ。

たまたま選んだ紙芝居でいい思いをしました。

服を自分で脱げさえすれば・・・という感じで終わります。

毎日の支度で服を自分で脱いでくれず困ってました。

甘えているのはわかりますが、どうしたもんだと思ってました。

この紙芝居のおかげで少しは刺激されたんじゃないかなと

思います。

最後、問いかけの文章があります。

そこがまたいいです。

少し教訓めいたところもありますが、馬場のぼるさんらしい紙芝居です。何でもお母さんにやってもらうさぶちゃんが王様になるのですが、自分でできないためにしっぺ返しを食らいます。１１ぴきのねこシリーズが好きなお子さんや男の子には特にウケがいいと思います。さぶちゃんがいばっている姿を見て、自分にも心当たりがある・・・と思うお子さんはいると思います。この紙芝居は大勢でも子どもとマンツーマンでも楽しめると思います。少し長いので、読むなら幼稚園年中ぐらいからがいいと思います。長いおはなしに慣れている子は年少でも大丈夫そうです。

この紙芝居は親子で大好きなお話です。
なんでもお母さんにしてもらい服も着せてもらい
自分でなんにもせず威張ってばかりいるさぶちゃん。
ある日王様を探していた動物達に気に入られ
王様になることになったさぶちゃん。ところが・・・

本当に面白い。馬場のぼるさんの絵がお話にぴったりで
楽しめます。
子供達に「さぶちゃんみたいになったらダメだよね〜」
とお話しながら読んでます。
楽しめるしつけ紙芝居です。
保育園や幼稚園でもおすすめだと思います。