楽しい読み物でした。
読んで聞かせるなら、何日かに分けてが良いかも。
わにのアーサーの食事のマナーが、家族の悩みの種のようです。
我が家は、食の細かった息子にとにかく食べさせることにばかり目が行って、マナーは後回しだったような気がします。
欧米では、食事のマナーは相当幼いころから徹底されていることが、この作品からもわかります。
日本にも食事の美しいマナーがあるのですが、私は最低限のことしか教えていないようで、反省しています。
大人になって困らぬように、自我が芽生え第一次反抗期に入る前から刷り込むべきことなのかもしれませんね。
アーサーが、食事のたびに家族みんなから集中攻撃を受ける姿に、これじゃ〜食事も嫌になるだろうな〜、って思いました。
でも、アーサーが自らマナー矯正に励む動機になったのは、妹のかわいい友だちでした。
男の子って、けなげ〜って、笑ってしまいました。