もりのなかでいちばんおいしいというのいちご、
のいちごひめと、そのいもうとである、いもうとひめ、
そうしてそのまたいもうとである、ちびひめを
はるかちゃんはつんでしまいます。
おたんじょうびに、おかあさんにやいてもらう
「のいちごがたっぷりはいったケーキ」にいれてもらうために。
おしゃべりをするのいちごひめたちをつんでしまうなんて!
食べてしまうなんて!
大人の感覚かもしれませんが、おしゃべりができる小さなものを
食べるのは気持ち悪いというか、こわいなあ。
大丈夫かな?のいちごひめたちが話すとおり、食べたら
へびになったり、さるになったり、まじょになっちゃうのでは
ないかしら??と心配しました。
たぶん、子どもの目から見たら、まったくこわくない、むしろ
かわいらしくておいしいお話であるにもかかわらず、
大人の私はこわくなってしまったのです(笑)。
娘はベリー類がとっても好きなはずですが、一緒に読んでいて
食べたい!とは言わなかったのは、やっぱりなんとなく
こわかったのかも??