私自身が近頃、急に画家ブリューゲルに興味を持ち始め、昨日、ブリューゲルの
作品の謎解きを興味深くやっていたテレビ番組でプレゼントとして紹介された
この絵本を、早速、図書館から借りて来ました。
代表作である「子供の遊戯」「農民の婚宴」「雪中の狩人」「イカロスの墜落
のある風景」「怠け者の天国」「バベルの塔」「反逆天使の転落」「悪女
フリート」「ネーデルランドの諺」の9作品を、とても簡単な言葉で解説して
くれています。しかも、絵の中に隠された面白さ(謎)や意味を教授してくれ、
大変興味深かったです。
一応、絵本方式ですが、漢字にフリガナがふっていないので、一人で読むの
なら小学校高学年ぐらいからがお薦めです。
ママやパパがそこに書かれていることを説明してあげながらなら、十分に
小学校低学年からも楽しめると思います。勿論、大人にもかなりのお薦めです。
やはり、芸術とは一人一人が感じる感性が違うから、色々な人の視点も拝聴
できるのはよいことですね。正直、万人ウケはしないかもしれないですが、
よい芸術の紹介本だと思いました。