いもとようこの絵本が気になっている息子が借りました。「わるねこだん」の親分ブンはのらねこ。泥棒に入った家で小麦粉の袋に隠れてしまい、おばあさんから飼っていた白猫と勘違いされます。
おばあさんに親切にされたブン。他にも飼っていたねこがいたらしいことを知り、仲間の猫たちを送りこみます。
白猫だけでなく黒猫もいたことを知ったブンは、おばあさんがシロと呼ぶ時は小麦粉で白くなり、クロと呼ぶ時は黒猫に。ブンって優しい猫なのですねえ。おばあさんのために二役までして。
おばあさんにもブンが二役していたことが通じてよかったです。おばあさんと猫たちの交流が描かれていて心が温かくなりました。