サンタクロースの話というと、それなりに感動的なもの?と思いきや、ちょっと変わったサンタクロースの話です。
ある新聞に「サンタクロースはいない」という記事が出て、みんな大騒ぎ。
みんなも大騒ぎだけど、サンラクロースのほうだって大騒ぎです。
で、普通だったら、いやそうじゃないんだ、と反論するところでしょうが、
「みんながいないと思ってるんだったら、プレゼントなんて配る必要がないじゃないか。」
とこうなるところがちょっと現代風。プレゼント配らなくていいんだったら、暖かいところにバカンスへ、っていう発想も今どきって感じです。
結局、一人の少年が、そんなサンタにカツをいれに行くのだけれど...
実に人間くさいサンタクロースのお話。
由緒正しきクリスマスを迎えたい人にはあまりおすすめしませんが、ありきたいのクリスマス話にはもう飽きたという人には、ちょっとウィットがきいておもしろいです。