図書館の本棚で見つけて、何気なく手に取った本でした。
コンパクトで軽いし、絵が可愛くて、長すぎず短すぎず、夜寝る前の読み聞かせにちょうどよさそうだな、くらいの気持ちで借りて帰りました。
結果、大当たりでした!
お父さんが不在の家の、子だくさんのハツカネズミのお母さんは大忙し。
疲れ切っています。子供達はお母さんを休ませてあげたくてがんばるのだけど、よけい仕事増やしちゃったりして…(母目線ではこの辺でおおいにうなずきます)。
子供たちや親切なご近所さんたちも協力して、「チーズホイホイ」の懸賞で素敵な夏休みをお母さんにプレゼントしたい!というなんとも微笑ましい展開に。しかし、そうは簡単にいかないのです。期待を裏切られて、物語にどんどん引き込まれていきます。
起承転結、初めから最後まで飽きさせない構成で、とても可愛らしいカラー挿絵もたくさん。聞いていた小1の息子も、小4の娘も、読み聞かせていた私もとても楽しく読み聞かせの時間を過ごすことができました。
はじめはシリーズものだと知らずに読んだのですが、この作品を非常に気に入ったので少しずつ買い揃えて行きたいなと思っているのですが、本屋さんでなかなか出会えず難航中。
ぜひ、多くの親子さんに読んでもらいたい作品です!