「ロシアの昔話」に続けとばかりに読んでみたのですが、この本も分厚く、全部読み聞かせ終わるまでに二カ月ほどかかりました。
ノルウェーの昔話の特徴は、灰つつき(ロシアの昔話のばかのイワンのようなもの)とトロルでしようか。
「ビール樽をもっている若者」が落語の「死神」に似ていたので驚きました。「旅の仲間」が死体が助けてくれるお話で不思議でした。
「パンケーキ」や「北風のところへ行った男の子」など、昔から知っている昔話などもあり、親近感がわきました。
昔話にしても40ページ近い長いお話もあり、読み応えがありました。
昔話は自分で読むよりも誰かに語ってもらった方が聞きやすく味わい深いと思うので、読み聞かせ用として大人が子どもに語ってほしいなあと思います。
私も自分の子どもだけでなく、ストーリーテリングなどで他の子どもたちにも語れる機会があれば語りたいと思いました。