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谷口智則さん最新刊 全然違う「きみ」と「ぼく」の物語

さよならをいえるまで」 ママの声

さよならをいえるまで 作:マーガレット・ワイルド
絵:フレヤ・ブラックウッド
訳:石崎 洋司
出版社:岩崎書店 岩崎書店の特集ページがあります!
税込価格:\1,540
発行日:2010年06月
ISBN:9784265068241
評価スコア 4.42
評価ランキング 12,448
みんなの声 総数 18
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  • 良いお別れの仕方ができて良かった

     愛犬の死との向き合い方を考えさせられる作品でした。
     父子家庭なのでしょうか?
     少年ハリーと愛犬ジャンピーのぬくもりを求め合う優しい関係が微笑ましかった。
     唐突なジャンピーの死という現実を受け止められないハリー。
     人は大きな悲しみに出会うと放心状態になるものだと、改めて教えられます。
     失ったもののぬくもり・におい・声どれも恋しくて、やるせなくて。
     そんなハリーの悲しみに寄り添うお父さんの深い優しさ。
     ハリーがジャンピーの死を受け入れ、彼なりのお別れの仕方を終え納得するまで見守ってくれた様子に感動しました。
     ジャンピーの姿が、ぼんやり・冬の霧のようにおぼろげという表現や、体が冬の夜のように冷たいという描写に読んでいて涙がこぼれました。
     エンディングのハリーの言葉に、良いお別れの仕方ができて良かったと思いました。

    投稿日:2010/07/29

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  • 泣けるし 暖かい気持ちになります

    久々に絵本を購入して 3歳と5歳の女の子二人に読み聞かせました。。
    一度目 読んだ時は 私が泣いてしまって まともに読んであげることが出来ませんでした。。。

    でも その 気持ちは十分 二人に伝わっておりました。。。

    悲しくなる 絵本ですが 希望もある 内容です。 暖かい気持ちでおさまります。 近頃 流行の泣かせよう。。。ってしてるところもあるのですが 素直に良い 絵本です。

    娘たちの反応も 内容は二人ともよく 理解してるようです。
    3歳の子は 内容は理解してるが ちょっと 衝撃的なことで 保育所で熱心に先生たちに お話してたようです。
    5歳の子は 悲しい ってことが理解できているようです。。どうやら 話してると 泣きそうになってました。

    購入してよかったです

    投稿日:2010/06/29

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    2
  • ケイト・グリーナウェイ賞。ハリーと子犬のジャンピーはとっても仲良し。

    大好きなお友達ともいえる、飼い犬をある日突然事故で失ってしまう。

    少年はぽっかりと心に隙間があいてしまうが、ある夜、ジャンピーが現れる。

    次の日も現れるが、徐々に影が薄くなってしまう。

    さよならをいう決心がつくまでの心の物語である。

    ところで、気になるのは少年の家族構成。父は出てくるが母がでてこない。

    まるでジャンピーが母のようにも思えるではないか。

    ハリーを気遣って夜に姿を現すところもまるで実の母親のようである。

    子どもたちの反応は薄かったが、母親の私にはぐっときた作品である。

    投稿日:2017/03/01

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    1
  • 死の訪れ・・

    だれにでもやってくる「死」を描いた本です。

    死生観の本はいろいろありますが
    この本は、ペットとの突然の別れを題材としています。
    病院に入院していたおじいちゃんが死んでしまうのとちがって
    何の覚悟もないまま突然知らされる死。
    少年が、ペットの死を少しずつ受け入れていく描写が
    なんともいえず
    読みながら、目に涙がにじんでしまいます・・。

    最後に死を乗り越えた少年の柔らかい笑顔が印象的です。

    投稿日:2014/04/30

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    1
  • 逝ってしまった側の悲しみ

    いつものようにそこにいて、
    迎えてくれると思っていたジャンピーの突然の死。

    残酷で悲しい現実をなかなか受け止められない少年が、
    のこされた側の悲しみから、
    突然別れざるを得なかった、
    逝ってしまった側の悲しみに気付きます。
    はかなげなジャンピーを表す絵や文から、
    少年とジャンピーの悲しみがひしひしと伝わってきて、
    涙が溢れそうになりました。

    心の準備もないまま、愛するものの死と直面しなければ
    ならない現実も時にはあるということ。
    まだ幼い息子には先になりますが、
    そういったことを知っておいてもらいたいと思いました。


    投稿日:2012/01/12

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    1
  • 家族の死

    ペットの死と、それを少しずつ受け入れていく男の子のお話です。

    ペットを家族の一員として愛するハリー。
    ある日、突然の事故で犬のジャンピーは死んでしまいます。
    なかなかジャンピーの死を受け入れられないハリーの姿は、読んでいて痛々しくなりました。

    ハリーを見守る家族も温かです。
    無理やり忘れさせようなどとはせずに、静かに時間が解決してくれることを待っているようです。

    我が家にはペットはいませんが、家族との別れということでは、ペットの有無は関係ないのでしょう。

    投稿日:2011/09/27

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    1
  • 絵が好きです。

    6歳の長女にプレゼントしました。
    私自信、小さい頃に3匹の犬を飼っていて当然その犬たちの死も経験しました。
    だからこの絵本を読むときっと泣くだろうなぁと思っていたのですが、なぜかそこまで気持ちがいきませんでした。
    子どもたちは経験してないので、ほんとの意味での理解は出来ていないと思いますが、それでもいつか必ず「死」はおとずれるものと
    なんとなくわかってくれたと思います。

    投稿日:2011/06/09

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  • 愛犬との別れ

    • ててちんさん
    • 30代
    • ママ
    • 大阪府
    • 男の子6歳、男の子5歳

    うちにも愛犬がいるので、読みながら涙が出てきました。
    愛犬との別れが受け入れられず、頑張っていつも通り過ごそうとするハリーの姿に心が痛みました。

    死に触れた絵本はたくさんありますが、こんなに自分たちと重ね合わせることができたのはこの絵本が初めてでした。
    子供たちにも読んであげたいと思います。
    (声が詰まってちゃんと最後まで泣かずに読めるかはわかりませんが…)

    投稿日:2021/07/24

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    0
  • 自分で受け入れる

    • まことあつさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子8歳、男の子5歳

    5歳の息子はこの絵本を読んでも
    死んだあと、犬が出てきて
    意味がわからなかったようです。
    何度も質問してきました。

    この絵本のお父さんの対応もいいなと思いました。
    言葉で長々と説明するわけでも、
    過干渉するわけでもなく、
    静かに見守り、受け入れていたから、
    少年も静かに自分で受け入れることができたのかもしれませんね。

    投稿日:2020/11/10

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  • 犬の動きを下書きのような線で表現?

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子15歳、女の子11歳

    作者の作品で知っているのは「ぶたばあちゃん」でした。
    これも、コンセプトは似ています。
    「死による別れ」かな。と思いました。

    この絵本の対象年齢は5歳からということですが、
    こういう別れは、身近なところで実際に体験をしないと、幼児期の子どもたちには、少しは難しい気がします。
    個人的には、もう少しの上の小学校低学年くらいから高学年くらいに読み聞かせてみたいです。

    ちなみに我が家では、上の子と私が、この絵は素敵だね。と感動し、
    下の子は「この絵は好みじゃないから嫌」という意見でした。

    でも、犬のジャピーは可愛いですよ〜。
    絵の描き方は個性的で、下書きのような線の後が残っていて、それがかえって、ジャンピーをよく動くジャンプの好きな犬として、印象付けてくれます。

    投稿日:2011/03/30

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