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やねのうえのもも」 ママの声

やねのうえのもも 作:織茂 恭子
出版社:童心社 童心社の特集ページがあります!
税込価格:\1,430
発行日:2002年03月15日
ISBN:9784494008957
評価スコア 4.64
評価ランキング 3,315
みんなの声 総数 13
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  • 誤解されてもへこたれない。

    • ぼんぬさん
    • 40代
    • ママ
    • 北海道
    • 女の子4歳

    わたし絶対謝らない。悪くないんだもん。お父さんはいつだって、私ばっかり叱るんだから。お父さんに怒られたももちゃんは、屋根の上に一人のぼりましたが…。誤解されて怒られてしまうなんてこと、あるあるだと思うのですが、ももちゃんはへこたれない。健気なももちゃんに勇気づけられました。

    投稿日:2021/03/20

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  • 昭和のかおり

    ももちゃんは悪くないんですけどね。でも、誰でもこんな経験あるんじゃないでしょうか?
    思わず、ももちゃんに感情移入して読んでました。
    子供は、屋根の上に上がるももちゃんを見て、真似したいと言っていました。
    うちはマンションなので不可能ですが。

    投稿日:2014/11/23

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  • 30代後半以上の方々へ

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子16歳、女の子12歳

    主人公の名前が「もも」だからでしょうか?桃色の夕暮れ色の表紙絵がインパクトありました。

    この絵本が出版されたのは2002年ですが、こういう二階家や町の風景は昭和の30年から40年後半くらいをイメージしているの気がします。
    うちにはこういうベランダはありませんでしたが、友達んちの二階がこんな感じで、遊びに行って、ベランダに出るのが楽しかったのを覚えています。(今はその友だちのうちも、最新式の3階建で、2世帯同居をしていますが)

    私も子どもの頃危ないことをして近所のおばさんに叱られたりしたことがあります。(ももちゃんはやってもいないの側にいたために被害をこおむってしまってますが)
    良くも悪くも、昔は近所の人は住んでいる地域の子どもたちが「悪さ」をしたら、
    まっとうな大人として叱ってくれましたが、今、もし同じことをしたら、相手の子どもやその親に逆ギレされて非難されてしまいそうな怖い世の中になってしまいました。

    というわけで、この絵本は全然「今」の子どもたちが共感できない気がします。
    (とってもいい作品なのですが)
    むしろ、読んで喜ばれるのは大人たち・30代後半以上の方たちが、昔を思い出して懐かしい気持ちになれる本かもしれません。

    投稿日:2012/05/25

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  • 温かい昭和の人間関係

    • YUKKOさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 女の子11歳、女の子9歳、女の子6歳

    近所の子供に注意する大人が極端に減った現代ですが、
    昭和の時代には、大人たちは近所の子も我が子も分け隔てなく
    注意したり褒めてあげたりしていたんですよね。
    近所の注意はおじちゃん・おばちゃんは注意こそするものの
    心の奥底は とっても温かくて根に持たず、理想的です♪

    このお話の中で、勘違いして ももちゃんを怒ったお向かいのおじいちゃんも
    自分の間違いをすんなり認める発言をして
    「いやあ、ほんとに わるかったなあ」と謝るところに好感が持てます。

    注意したり褒めてくれるということは、
    自分のことを よく見てくれているということですもんね。
    思春期など、時として鬱陶しいと思うこともあるのかもしれませんが
    人々が【自分の居場所】を感じられる人間関係や近所付き合いは素敵です。

    投稿日:2009/08/05

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  • かわいそうでした

    • けいご!さん
    • 30代
    • ママ
    • 福岡県
    • 女の子9歳、男の子5歳

    悪いことをしていないのに、一方的におこられて、おしおきをうけているももちゃんを見て、なんだか、悲しくなってしまいました。
    あとで、親やおじいちゃんといった大人があやまるのですが、ももちゃんの言い分をちゃんと聞いてあげる心の余裕がほしいなあと思わざるをえませんでした。
    親としては、子どもの気持ちをくみとることの大切さを痛感させられる絵本になっていると思います。
    子どもは、ももちゃんにとっても同情していました。

    投稿日:2008/05/24

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  • 特別な場所。

    • ぼのさん
    • 40代
    • ママ
    • 新潟県
    • 男の子14歳、女の子12歳、女の子7歳

    小学校で図書ボラ活動を一生懸命されているお友達が、おすすめしていて、読んでみたいと思っていた絵本です。

    わたし わるくない
    ぜったい わるくないんだもん

    屋根の上で、ももはがんばります!

    そう、誰だって、自分は全然悪くないのに、誤解されて頭ごなしに怒鳴られたりしたら、謝りたくなんかないですよね〜?!
    でも、謝らないと、うちに入れてもらえないかも?!・・・どんどん心細くなり・・・

    そんな子どもの心情が、とってもよく伝わってくる絵本です。

    読んでるうちに、すっかり感情移入して、手に汗握って「ももちゃん負けるな〜!ももちゃんがんばれ〜!!」と応援したくなります。

    特に、きょうだいげんかをして、いつも叱られてしまう、損な役回りの、お姉ちゃん(お兄ちゃん)必読☆(そういう私も、三人姉妹の一番上のお姉ちゃん!)

    次女に読んであげた絵本ですが、自分の机に向いながら、聞いていた(聞こえていた)長女の方が、共感できたんじゃないかな〜?!

    それにしても、一人になりたい時になれて、一人で頑張れちゃう、特別な場所(=やね)を持ってるももがうらやましくなります。

    投稿日:2008/04/25

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  • ももの気持ち

    ももは弟と2人兄弟。
    悪くなくても怒られるのはもも。

    上の子がとても気に入り何回も読んでます。
    うちの下の子はすぐ泣いて助けを求めにきます。
    余裕があるときはちゃんと2人の言い分を聞いてあげられる
    のですが、忙しいとついつい「なんで弟を泣かすの!」
    なんて大きい声で上の子を怒っちゃうんですよね。

    まさにこの本がそう!
    上の子は自分と同じ立場のももに共感するのか
    一緒だと思って嬉しいのかとても気に入ってます。
    私も反省しつつ読んでます。
    兄弟、姉妹の居る家は特におすすめですね。
    昔風の絵や内容も良かったです。

    投稿日:2008/02/28

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  • 子供の気持ちを考えます。

    • NON×2さん
    • 30代
    • ママ
    • 愛媛県
    • 男の子8歳、女の子5歳

    兄弟で遊んでいて、下の子が泣くと、たいていは、上の子供が怒られる。
    下が悪くても、大人は、話を聞いてくれない場合もある。
    主人公のももがそう!
    弟が悪かったのに、お父さんに 押入れにいれられる。
    「お父さんは 私のこときらいなのかな?」
    んんて思ってしまうよね。

    近所で遊んでいると、隣のおじさんに怒られた。
    捨て台詞をはいたのは、ももではなく違う子なのにおこられちゃう。
    自分は悪くないから、屋根の上に行っちゃった。

    昔は、屋根の上によく登ってたな。
    懐かしい絵&文で、とても良かったです。
    親として、兄弟げんか、もっと話をきかなければ。と考えさせられました。
    もっと子供の意見を聞いて欲しいと思っていた、自分の子供の頃が、思い出されます。
    親の方が、考えさせられる本です。

    投稿日:2007/02/05

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  • がんばれ!もも

    • たまっこママさん
    • 40代
    • ママ
    • 三重県
    • 女の子14歳、女の子12歳、女の子7歳

    自分はちっとも悪くないのに、弟がすぐに泣いてしまうのでいつもお姉ちゃんのももが悪者になってしまいます。
    泣いた者勝ちですね。
    私も弟がいるので、ももの気持ちがよくわかります。
    ももの『私は絶対悪くない!!』とお父さんに訴える所はももの気の強さがよく出ているなーと思います。
    とにかく、ももとお父さんのがんこさには参ります。さすが親子だな〜って感じですね。
    余談ですが、近所のおじさんが子供達を怒鳴りつける場面があるのですが、私たちの子供の頃にもこんなおじさんがいたっけな〜と懐かしく思いました。

    投稿日:2006/09/12

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  • 5才の息子、大喜び

    何冊も絵本を読んでいると、面白くない作品に出会うこともあります。逆に、面白い作品に出会うと息子は、「これは気に入った、面白い」と言います。この作品もその1つでした。

    題名からして、屋根の上なんて、昔っぽくていいなーって、私が最初手に取りました。
    昔も今も、子供は大人にこうやって叱られている。
    理由を聞いてくれる訳でもないし、私もこうやって育ったのに、自分が今親となり、昔されたことと同じことを息子にしているって、大反省。
    こういうお話って、今の我が家には絶対有り得ないな。
    息子は、1人っ子で兄弟喧嘩知らず、近所のおじいちゃんなんて、転勤続きで引越し多く、こういう近所付き合いがない。やっぱり、絵本の楽しさって、自分の環境と違う世界のことを知れることかなと思いました。

    投稿日:2004/07/29

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