「きれいなかざり たのしいまつり」 ママの声

昔の絵本にはめずらしく、縦にめくる絵本です。

クリスマスのかざりでしょうか。

小さな生き物たちがかざりを作成していきます。

絵がとても細かいです。

加古さんの絵本でたまにこういう細かい絵の

絵本があるので私は慣れていますが、

それを知らない人が読むと

イメージと違うかもしれません。

クリスマスが近づいて、森の木にいろいろな飾り付けをするという内容です。本の向きは縦に開いていくという感じで、いつもの加古里子さんの絵本とはかなり違っています。でも、細かい絵がたくさんあって、季節感は関係なく登場します。その絵を一つ一つ見るのが娘には気にいったようです。その昆虫たちがいろいろな遊びをしていたり、人形劇もしていたりと、もぐらとか昔の玩具もたくさん登場、本当に目を楽しませてくれる絵本です。

ページをたてに開いていくちょっと変った本だったので、内容をあまり確認せずに図書館から借りてきたのですが、クリスマスの本でした。

動物や昆虫達が木に色々な飾り付けをしたり、歌を歌ったりしている絵がずっと続きます。
木の上から始まって、地下にある根っこまでが楽しく描かれています。

クリスマスの本だとぱっと見た感じでは解かりにくく、せみが描かれていたりと季節もごちゃ混ぜの印象がありました。
楽しそうな感じは伝わってきますが、加古さんの本が好きな私もこれはあまり好きにはなれませんでした。