はじめてのクリスマス(偕成社)
人気コンビがおくる、新作クリスマス絵本
ふしぎな はこ(評論社)
箱のなかにはいっているのは?!
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炎の中、赤子を助け、親が見つかるまでは…と子育てをする坊さん。本当に立派な人ですね。 実の親子ではないのですが、この2人いい関係です。 育ての親、実の親、どちらも愛を注いでくれる存在は、子どもは好きなものでしょう。 ラスト切ないですが、よかったです。かっこいいなー。 実の親元で育たないというのが、うちの子はちょっとふしぎだったみたいです。人にはいろいろな事情があるのですよ。
投稿日:2018/12/01
初めて読んだとき一種の衝撃を受けました。 一読の価値あり。 小学校3年の娘に読んだら、感動して涙を流してました。 小学校の読み聞かせで、345年生に読み聞かせましたが、どの学年もシーンとして本に引き込まれているようでした。うるうるしてる子もいました。 今まで楽しい本を中心に読んでましたが、胸を打つ、心に訴える絵本をもっと読んであげたいと思うきっかけの本です。 是非とも復刻してほしい作品です。
投稿日:2013/09/12
風来坊シリーズの一冊です。 火事の中、助け出した赤ん坊と旅をする風来坊。 赤ん坊のお父さんとお母さんを見つけて 赤ん坊を返す日がやってきます。 最後にジーンときます。 子どもたちも引き付けられたように最後まで聞いていました。 図書館で借りてきたものですが、また読みたいと思います。
投稿日:2011/06/07
川端さんのBLOGで、小学校での読み聞かせに 親対象にこの絵本を使ったことが書いてあって ものすごく気になり 図書室にリクエストしていて、今日届きました も〜っ、涙、涙、涙・・・ 「ばかじゃないの!?」とだんなさんに呆れられましたが 細かいシーンにも、ジ〜ン・・・(/_;)泣けます 川端さんは、「十二支」シリーズにひとめぼれで 即購入したし 「うえきばちです」のナンセンスさや、落語とか・・・ の、楽しいイメージでしたが これはなんとも勇ましさと情が絡み 年配の方が時代劇を好む感じ(^^ゞ 他に3冊シリーズがあるようですが この絵本は、残念ながら絶版\(◎o◎)/! こんないい絵本が絶版だなんて・・・ 是非、復刻をお願いしたいです!!
投稿日:2010/11/23
「風」と「坊」の何気ない生活ぶりに 再読したときの方が胸に迫る思いでした。 坊は大人です。 私心を持たず自分の出来ることを(あるいはそれ以上のことを)して 全く見返りを求めない。こんな大人になりたいものです。 母子像がまたいい雰囲気です。
投稿日:2009/05/29
この風来坊のお話は、他の方のレビューを読んでも泣けるいいお話と分かっていたけど、実際読んでみてすごく感情移入して涙が出ました。子どもは、まだ小さいからあまりピンと来ていませんでしたが、火事の中を助けた赤ん坊を、親が迎えに来るまで間と手元で育て、成長する姿を見ながら両親の存在をちゃんと子どもに伝え、旅が続くと思いきや突然やってきた別れでも、すーっと身を引く風来坊の手紙と後姿に、涙がつーっと落ちてきました。 旦那にも、「これは泣けるで」と言って読んでもらいましたが、やっぱり「泣けたぁ〜」と言ってました。子どもに読み聞かせていて、声が変わったり鼻をならしたりすることが旦那は少ないだけに、子どももちょっと後ろを振り返りながら「泣いてるの?」心配そうでした。 手に入らない絵本ですが、図書館で見つけて是非読んでみてください。
投稿日:2007/12/20
主人公のキャラは、黒沢映画の『用心棒』と、 「円空」に『寅さん』をチョット混ぜた・・・と 作者がどこかで書いていたと思います。 今回はそれにチャップリンの『キッド』が混じったような感じです。 私は大変シビレました。 それにしても・・・風来坊は決して涙を見せないのですね〜。 「いつもより はやく、いつもより とおく」走るお坊さんの後ろ姿が描かれるだけ。 ラストは、ああしなければ自分が子供を手放せなかったのですよね。 また、『かえってきた・・・』の観音様発見時の「扉」の使い方や、 今回の「のれん」の使い方が実にニクイと思いました。
投稿日:2006/12/11
今回の風来坊は、泣けます。 最初のページからいきなり物語が走り出すので、ちょっと戸惑いますが、今までの風来坊とはちょっと違って、木彫りの腕前の凄さが話の中心ではなく、風来坊と戦火の中から助け出した風との人情物語が中心になっています。 文章も、ちょっと浪花節調になっていて、“泣けるぜ!”という雰囲気を作っています。 子どもに読み聞かせたところ、6年生の娘は、「ちょっと感動した」と感無量風な顔をしていました。 この内容だと、やはりちょっと大きい子ども達の方が反応するような気がします。 今までちょっとお気楽なところのあった風来坊ですが、こんな物語もあるとは、このシリーズあなどれません。
投稿日:2006/10/15
戦火の村から赤ん坊を助け出した風来坊は、その子の親が目印になるように気彫りの像と文を置いていきます。しかし親が現れる事もないまま数年が過ぎ、「風」と名づけられた子供は成長していきます。まるで親子のように気の合う二人が旅の途中で店に立ち寄ると、そこには気彫りの像が・・・・。風に気付かれないように去っていく風来坊に目頭が熱くなりました。他のシリーズも読んでみたいです。
投稿日:2006/08/24
4年生の読み聞かせに持ってゆきました。表紙からいきなり、物語が走り出します。戦で、火の中に取り残されてしまった赤ん坊を救い出し、親を探しながらの子連れ旅。旅の先々で受ける、人々の優しさにも支えられ、だんだんと成長してゆくふう。お坊さんだけが頼りのふうの、4つ並んだ雪だるまが心に痛いです。途中の子守唄は、雰囲気に合わせたオリジナルを”作曲”。子供達は、シーンと聞き入っていました。最後、親が見つかり、さりげなく去ってゆくお坊さんの潔さ。思いも掛けず巡り会えた、ふうと両親は、涙にくれながらお坊さんを見送るけれど、これからきっと離れていた時間を取り戻すほど、仲良くやってゆける、これで良かったんだと思える年齢は、やはり小学校の中学年以上でしょう。この本は、事前に下読みをしっかりした方が、作者の想いがより伝わると思います。
投稿日:2006/03/28
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