「ゆかいなゆうびんやさん」シリーズの作者、ジャネット&アラン・アルバーグの作品です。
最近、お化けや泥棒など、夜に活躍する人たち(?)のお話に興味津々の娘が、図書館で見つけた1冊。ぱらぱらっとページをめくってすぐに「ゆかいなゆうびんやさん」の絵だ!とわかったので、泥棒のお話はあまり好きではないけれど、この2人の作品なら楽しいだろう、と思って借りてきました。
泥棒たちが主人公なわけですから、「え〜!いけないよね〜!」と、驚き、呆れながらも、「ゆかいなゆうびんやさん」同様、イギリス的な風刺の効いたユーモアに思わず笑ってしまいます。
1人1人の泥棒たちが本当に個性的で、十分悪いことをしているんですが、どうしても憎めない!
特に、スワッグばあさん。一見、おしゃれなレディに見えて、実は・・・。娘も、「おばあさんが、1番すごいの〜?!」と、びっくりしていました。
そして、ラストの絵には、2人で大笑い。スワッグばあさんにご用心、です!
でも、いくらなんでも、クリスマスプレゼントまで盗んでしまうのは、ちょっと・・・ですよね。娘も、一瞬心配になったようですが、「うちには、○○(40キロの室内犬!)がいるから、大丈夫だよね!」と、思い直したようで、私もほっとしました。