こどものとも(年少版)2月号です。
作者自身が「作者の言葉」というページでこう語っています。
『不思議な所で、不思議なことが起こっても、絵本や物語の世界ではその出来事を(読者が)すんなり受け入れ、その世界に入り込むことが出来てしまう。』
この絵本も、そんな不可思議な世界をリズムよく描かれた作品です。
確かにこの絵本自体、幻想的で楽しい不思議の世界が描かれていましたが、それ以上に私を驚かせたのは、表紙に書かれた『ペテル・ウフナールとふりやなな 絵』という文字でした。
作者も「スロヴァキアという国からこの絵本が降ってきました」と書いていて、「なぜ、スロヴァキア?」「降矢ななさんが共作したにしても、このペテルという人は誰だ?」と、思って読み進むと、なんと!お二人は夫婦!!
ずっと日本で活動していると思っていた降矢さんは、スロヴァキア在住と記載してあるじゃないですか。
ホントに、本当にぎっくり仰天したのは、この記述でした。興味のある方、ぜひ読んでみて下さい。