娘がまだほんの赤ちゃんだった頃、冬の旭山動物園を訪れたことが
あります。娘はパパに抱っこ紐で繋がれたままほとんど眠っていましたが
ペンギンのお散歩のところだけでは奇声をあげて喜んでいました(笑)。
この絵本を読みながらあの時のことを思い出してしまい、また行きたく
なってしまいました。
動物に対しての愛情や思いが、この絵本からも、あの動物園からも
おんなじように感じられて。
絵日記というスタイルがいいですね。動物との暮らしも、四季のある
日本ですから、季節によっていろいろ違ってくると思うのです。
どんな日にどんな風になったのか、という描かれ方がしていて、
共に動物と暮らしている雰囲気がほんとに伝わってきました。
絵も上手〜(当たり前ですけど)。絵が好きで動物が好きな
娘の参考にもなったらいいなあという野望もあったりして(笑)。
娘に限らず、小さな子どもが絵日記を書く参考にもなるのでは
ないでしょうか。もちろん、将来、飼育係になりたいなあって
思っているような子どもにも。
娘は「クマタカにおそわれる」というのが一番印象に残ったようで
何度もこのことばかり話します。きっと怖かったのだろうなあ。