息子が稲作の授業を社会科でちょうど学び、5月に田植え体験をし、バケツ稲も育てている最中です。秋には、刈り入れ体験もする予定です。非常にタイムリーな出会いでした。
お茶碗一杯にお米が何粒入っているか、疑問を抱いた主人公に、こめとのさまが助言をし、数える工夫が始まります。
現在でも、1合(180cc)の単位が残っている理由や、石高が、当時の大名の力をはかる単位として、いかに解りやすいものであったかまで説明されています。
そして、本題です。
米つぶ1つを人間1人に換算しての考察。
10万つぶは、2キロのお米。2キロのお米の袋に10万人が入っている…っていう具合に。
そして、現在の日本の総人口をお米で換算し……。
最後は、日本の心を守るため朝もお米を食べようという終わり方です。
この一冊で、お米に関する“総合学習”といっても良い内容の濃さです。
私も一緒に、勉強しました。
小学4〜6年生に、いかがでしょうか。