主人公のキップコップは、とちの木の実です。
たくさんの雪が積もったある日、キップコップが探検に出かけてみると、木の上に3羽、そこから少し離れたところの雪の上に1羽、凍えているシジュウカラを見つけました。
キップコップは雪の上にいたシジュウカラを家に連れて帰り、水とヒマワリの種をあげました。
すると、シジュウカラが言うのです。
「わたしのともだちに、たべさせてあげてください」
キップコップは、3羽のシジュウカラのところに向かいました。
キップコップは、シジュウカラたちのために色々なことをします。
大変なこともあったけれど、キップコップはいつも笑顔です。
その優しさ明るさに、心が癒されます。
文章が多めの絵本です。
小学生のお子さんに合うのではないかと思います。