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ぷっくり ぽっこり

ぷっくり ぽっこり(偕成社)

穴に指をいれて、ぷっくり〜ぽっこり! 新感覚のあかちゃん絵本!

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さよなら エルマおばあさん」 ママの声

さよなら エルマおばあさん 文・写真:大塚 敦子
出版社:小学館 小学館の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:2000年
ISBN:9784097272496
評価スコア 4.8
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  • 死について考えました

    • みっとーさん
    • 30代
    • ママ
    • 大阪府
    • 男の子8歳、女の子7歳

    穏やかに死を受け入れ、けれど生きている間はしっかりと美しく生きたエルマおばさんの写真絵本です。彼女の生活を通して、死は恐れたり逃げたりするものではないということが、まっすぐに伝わってきて、死について考えるいい機会になりました。

    投稿日:2020/01/12

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  • 静かに死をみつめる

    この本は、死期の近いエルマおばあさんの飼い猫の視点から描かれ、おばあさんのありのままの生活を1年に渡って描いた写真絵本です。
    余命1年と知っても、きちんと毎日お肌の手入れをし、できる限り普段通りに生活するエルマおばあさん。死に近づくおばあさんと共に生活し、支え、心の準備をしてゆく家族。
    誰もが騒いだり甘えたりすることなく、静かに死をみつめ、受け入れる姿がここにはあります。リアルな死の記録であるのにも関わらず、とても爽やかな彼女の最期は、実に羨ましい気持ちさえなってしまいます。死について・・・というよりも、最後まで自分らしく生きる事の大切さを感じる、素晴らしい本だと思います。

    投稿日:2013/09/10

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  • 自分のおばあちゃんと重なり泣けました

    実際のおばあさんが亡くなるまでの一年間を撮った写真にどんどん変わっていくおばあさんの姿や家族の悲しむ姿が映し出され、「死」ついて考えさせられる一冊でした。迎える死を自覚し、その準備をすることとはどういうことなのか、そのことがこの本の写真や文から伝わります。

    投稿日:2011/03/10

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  • 最期を迎える潔さ

    これは写真絵本です。
    がんで余命1年と告知された85歳のエルマおばあさん。
    家族を呼んで病院での一切の治療を拒否して
    自宅で最期を迎えたいといいます。
    その言葉のとおり エルマおばあさんの面ざしは凛としていて
    とても潔い。
    ともに過ごす飼い猫のスターキティとの触れあいを中心に描きながら
    最期を迎えるその時までを追っています。
    とても切なくて
    「死ぬってどういうことだろう??」と考えますが
    エルマおばあさんの強い信念は本当にすごい。
    家族からの愛情をたっぷり受けて亡くなる様子は
    とても温かいものを感じることができます。

    投稿日:2010/09/13

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  • エルマおばあさんの意思の強さ

    • seicaさん
    • 30代
    • ママ
    • 奈良県
    • 女の子12歳、女の子8歳、女の子8歳

    「わたしの命は、あと1年くらいだろうから、いろいろ準備をはじめないとね。」と死を受け入れたエルマおばあさん。

    死を目の前にしたエルマおばあさんは「今一番幸せ」だといった意味、死に方や死んだあとの事まですべて自分で決めた強い意志がステキだなぁと思います。
    人は誰しも死と向き合う事は恐怖だし考えたくないだろうと思っていましたが、死を受け入れ自分の最後を自分らしく送ったエルマおばあさんを尊敬します。

    本当に読んでよかった。

    投稿日:2009/10/12

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  • 人生最後にどんな生き方ができるのか?

    • ぼのさん
    • 40代
    • ママ
    • 新潟県
    • 男の子14歳、女の子12歳、女の子7歳

    今日(=3/1)は、父の命日です。
    最近は、毎晩、次女のリクエストに応えて『番ねずみのヤカちゃん』を読み続けていますが(飽きるまで続きます〜!苦笑)・・・せめて、大切な人の命日くらいは、しんみりした絵本も読んでみたくて、本棚から引っぱり出してきました。

    飼い猫スターキティの目を通して語られる、エルマおばあさんの最後の1年間。
    しかも、モノクロの写真絵本というのにも、惹かれます。

    血液のガン(多発性骨髄腫)にかかってることを、医者から告知された85歳のエルマおばあさんが、残された時間をどう過ごしたか・・・???

    「最後まで、楽しみながら生きたいね」
    病気に侵されながらも、きちんとお化粧をして外出したり、大好きな庭の手入れをしたり、普段通りの生活を心がけます。
    また家族の歴史を書き綴り、延命治療はしないでほしいと書類にサインしたり、残される人々のことを深く思いやる行動をとり、家族に囲まれた自宅で、自然に逆らわず静かな最期を迎えます。

    日本とアメリカでは、文化も考え方も医療制度も社会のしくみも、かなり違いがあると思いますが・・・エルマおばあさんのように、潔く旅立ちの準備ができたら素敵だな〜と、心から感じました。

    退院することもできず、病院のベッドで息を引きとった父の最期の姿を思い出し、もっと他の道はなかったのか?と心がチクチク痛んだりもします。

    愛情あふれる写真を撮り続けたのは、もちろん、猫ではなく、人間です!
    作者の大塚さんは、エルマおばあさんの親族ではありませんが、13人目の孫と呼ばれるほど、かわいがってもらい、亡くなるまで、そばにいたそうです。

    最期のシーンは、やはり声がつまり、涙で字がぼやけ、読むのがやっとでした。次女も声をあげて泣きながら、最後までしっかり聞いてくれました。1か月前に87歳で亡くなったひいおばあちゃんの姿とも重なったのでしょう。(このまま眠りにつかせるのもかわいそうなので、やっぱり『ヤカちゃん』も読みました!)

    小さい子でも、生と死について考えることができる、とても良質な絵本です!ぜひ、皆さんも読んでみてくださいね。

    投稿日:2008/03/01

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