3歳11ヶ月の息子に読んでやりました。まめうしくんとこぶたくんの友情あふれるヒーロー話です。結構、笑えます。なにしろまめうしくんもこぶたくんも憧れのヒーローに変身したら、それぞれくわがたうしとかぶたむし。男の子はかぶとむしやくわがたに興味がある子が多く、それらに変身して正義の味方がしたいという夢があるのでしょう。それをまさに絵本としたのです。
その命名だって、しゃれが効いている。このしゃれを理解するのが難しい息子は、ただたんにかぶとむしとくわがたのお話だと思って聞き入っていました。それだけでも十分に楽しめますよ。ふたりで協力しあってヒーローの仕事をこなすことができるのですからね。友情や協調性、そして夢へのあこがれをみることができる絵本です。とてもいい絵本だと思いました。