『ONE MORE ACORN』が原題。
ACORNはドングリですから、この意訳にも納得です。
ワシントン市のラファイエット公園のリス、アールのおはなしです。
アール?
この名前に聞き覚えがあったので調べてみると、
作者の作品に、『子リスのアール』がありますね。
ドングリを探すお話でしたから、あら、その後?
作者未完の作品を、息子さんが加筆完成させたとか。
何だかそのあたりも家族愛を感じてしまいます。
さて、アールは、家族のためにドングリを探しているという次第。
公園に住家があるので、探すのも大変なのですね。
子どもたちとの交流も健在です。
こんなに間近でリスが見ることのできる公園というのも素敵です。
リスとドングリ、やはり秋の王道ストーリーです。
やや長いので小学生以上くらいがいいように思います。