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世界の国からいただきます!

世界の国からいただきます!(徳間書店)

世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!

かちかちやま」 ママの声

かちかちやま 絵:赤羽 末吉
再話:小澤 俊夫
出版社:福音館書店
税込価格:\1,320
発行日:1988年
ISBN:9784834007695
評価スコア 4.09
評価ランキング 27,151
みんなの声 総数 42
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  • 子どもの頃に一度は読んでおきたい

    • てるお〜さん
    • 40代
    • ママ
    • 愛知県
    • 男の子10歳、男の子7歳

    小学1年生で昔話について学ぶ授業があります。
    かちかちやまも有名なお話ですが、年々新しい本でるため、
    知らないという子どもも多いのです。
    昔話は子どもの頃に読むと本当に身にしみると思います。
    悪いことをしたら、罰がある。
    おばあさんを殺して食べてしまったたぬきが、
    うさぎの知恵により徐々に罰を受ける。
    正直に生きなければならないなぁと感じさせられる一冊です。
    かちかちやまはいろいろ出ていますが、この本が一番おすすめです。
    読み聞かせで10分程度です。

    投稿日:2014/02/07

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    2
  • こういう描き方なら子ども達に薦めたい。

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子21歳、女の子16歳

    大人ばかりのおはなし会で聞きました。すごくよかったです。
    再話が小澤俊夫さんなので、ちゃんと本来の昔話の大筋で物語が進展していました。
    だけど簡潔な文章で、余計な描写がないので、全部読んでもそれほど長くありませんでした。
    おまけに赤羽さんの絵がまた雰囲気が出てていいんですよ〜。
    このお話はおばあさんが殺されてしまうシーンがあるので、子どもたちに伝えたいけど、ちょっとえぐいかなぁと思っていたのですが、こういう描き方ならいける気がしました。
    今度子どもたちに読んでみたいです。

    投稿日:2016/11/18

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  • 心の鬼

    赤羽さんのエッセイと共に今作品を一つ一つ読み直しているところです。

    赤羽さん、「鬼の赤羽」と呼ばれていたそうで、鬼が登場する絵本が多いそうです。

    『鬼ぞろぞろ』『だいくとおにろく』など、あれもこれも鬼だなあと思い返していました。

    残酷な昔話と言われるこのお話も、ひょっとして狸のひどすぎるいたずらは心の鬼のなせるわざではないかと思えてきたのです。

    おじいさんに代わって復讐をするうさぎは、言うなれば復讐の鬼。

    最初にしかけた狸の心の鬼は質の悪いものだと思いますが、やられたら同等以上の復讐心でやり返したいと思う心の業もやはり心の鬼かもしれないと。

    そう考えてみると、誰にも眠る心の闇がそのまま昔話になったような気がしてきます。

    ワンダ・ガアグが、『100まんびきのねこ』が残酷であるといった批判に、現実の方がずっと残酷だと言ったことを読んだことがありますが、

    現実に起こることは、この昔話よりも残酷であることを考え合わせると、

    この昔話の存在意義というのか、心の中で消化しきれない不条理を、昔話に転嫁されることで、昇華させてきたのではとも思えてきました。

    赤羽さんの絵本は、余白を大切にして生々しくは描かない昔話絵本の良さがあると思います。

    改めて読み直してみて、今までとは違った感じを持った一冊でした。

    投稿日:2010/12/21

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  • ショッキング。

    昔話は本当は残酷な内容のものが多く、多くは子ども向けに内容をぼかしたり、残酷なシーンを省いたりしているものですが、この本ではおばあさんが殺されてばあじるにされてしまい、おじいさんは知らずにばあじるを食べてしまう。。という怖いシーンが描かれています。
    さらっと読んでしまえば子どもは気にならないかもしれませんが、わかる子はかなりショックを受けてしまうかも。。
    誰でも知っている昔話として、一度は子どもに読み聞かせたい物語ではありますが、正直怖かったです。。

    投稿日:2023/01/17

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  • 大人は恐れおののくが

    赤羽末吉さんの描く表紙の絵に惹かれて、手に取りました。
    かちかちやまのお話は知っていましたが、前半部分、タヌキがおばあさんを殺した上に、ばあじるにしておじいさんに飲ませるなんて…と、残虐すぎてびっくりでした。
    うさぎが、無表情で火を付ける様子も怖いです。
    でも、子供は、大人ほど怖がらず、お話として、ちゃんと受け止めているようです。
    昔話っていいなと思いました。

    投稿日:2020/07/23

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  • ばあさまが!

    三歳の子供がかちかち山が好きなので、いろいろなかちかち山を読んでみようと思い読み聞かせました。今まで読んでいたのは、ばあさまが狸に殺されるという内容でした。しかし、この絵本はばあさまが料理されてじさまが食べてしまうという衝撃な内容!子供もびっくりしていました。しかし、面白かったようで読んで良かったなぁと思いました。

    投稿日:2019/12/14

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  • おばあさんが殺されてしまうところで
    娘は何度もおばあさんどうなったの?いなくなったの?
    とたずねます

    死がまだ理解できなくても
    大変なことが起こったということはわかったようです

    そのあとは定番の物語
    たぬきが沈むところまで
    あっさりと描かれています。

    変に話を変えたりせず
    昔話そのままの雰囲気と絵で
    淡々と進むので
    子どももそのまま黙ってお話を聞いていました。

    投稿日:2018/08/29

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  • 娘も気に入っている「かちかちやま」

    • じっこさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 女の子5歳、男の子1歳

    ストーリーは、私も知っている「かちかちやま」のとおりでした。「かちかちやまは」たくさん出ていますが、これは文章がわかりやすくて、でも簡単すぎなくて、ちょうどいいと思います。あと、絵がいい雰囲気出ているんですよね。昔っぽいというか、たぬきが本当に悪そうで・・・。初めの方でおばあさんをおじいさんが食べてしまうという、実はとっても衝撃のシーンがありますが、少しぼかしてあるので、子どもは気が付かないかな・・・。残酷なシーンなどが嫌いな娘も何も言わなかったので。

    投稿日:2017/02/27

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  • おばあさんとおじいさんを騙す描写が細かい

    松谷みよ子さん文、瀬川康男さん絵の「日本むかし話 かちかちやま」と読み比べてみました。最初に読んだ印象は赤羽末吉さん絵のこちらのお話の方がすっきりしてるな、分かりやすいなと思いました。2冊同時に同じ場面を広げて比べてみると、山からたぬきを担いで家に帰った後、たぬきがおばあさんを騙す描写が詳しく書かれています。わざとあわをこぼして、おばあさんがかがんだすきに、きねを振り上げ殺してしまった。≠サして、おばあさんの着物を剥いで化けておじいさんとばあじるを食べてしまう≠アとまで書かれています。えーーー!!!と思いましたが。ストーリーはどちらも同じで、端折ったり、脚色したりされておらず良いのでは。という感じ。

    投稿日:2016/12/06

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  • ショッキング

    子供の頃に読んだ「かちかちやま」では、おばあさんがタヌキに打ち殺されてしまう事に衝撃を受けましたが、この絵本では更にショックを受けました。殺したおばあさんをババ汁にして、おじいさんに食べさせてしまうなんて…。おまけにそれを食べている時のおじいさんのコメントが…。幼少時代にこの絵本を読んでいたらトラウマになってしまったかもしれない残酷さです。
    それに、おじいさんもからかわれた事に激情して、タヌキを食べようとしていたなんて、これではお互い様じゃないかと思ったりも。大人になると感じ方は変わるものですね。

    投稿日:2016/07/17

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