すごく好きな科学絵本です。
お話の内容にあべ 弘士さんの絵がマッチしています。
最初は、ウサギとカメのどっちが速いかから入って、チーター、カジキ、ツバメと展開していきます。
ジェット機が新幹線の3倍の速さで飛んでいるという情報に、大人の私もヘーと納得。
音よりも速い地球の自転、人工衛星や宇宙線はそれよりもっと速い。
この世で一番速いのは光だよなーと思っていたら、実は…最後は哲学的な終わり方でした。
裏表紙に、登場した物全ての時速が書かれていてよかったです。
地球の自転や公転の話もあるし、4年生以降におススメの絵本です。
詳しい説明なしで本文だけ読んで7分強。
それぞれの時速の解説をしたらもっとかかります。