「かえるくん どっちがどっち？」 ママの声

みんな同じ「カエル」だったのが、ページをめくるごとに変えるを種類として見れるようになってきて、最後には、これ、なんのカエルだろう？と、ほぼ同じに見えるカエルに目をこらすようになります。この絵本を読む前と読んだ後の自分が違いすぎて、それが面白い。こういう、ものの見方を変えてくれる絵本って読み終わった時に「おもしろいなぁ」と感心します。

なんだか表紙の絵がとってもかわいくて、
つい手に取ってしまった一冊ですが、
元来カエルが好きではない私なのに、
魔が差したとしか言いようがありません。

とってもよくできていて、詳しく、写真もふんだん。
というのがカエル好きではない私には裏目にでて、
最後まで読むことがちょっとできませんでした。

最初の12ページだけだと、
へーそーなんだー。勉強になるねー。

で楽しかったのですが、
次から次に出てくるカエルのオンパレードに、
うめき声をあげたくなる一冊。

それくらいよくできてる本なのです。
カエル好きには絶対たまらない一冊だと思います！

似ているけれど・・・よーく見比べてみると、違うのですよね。
違う種類のカエルを、同じアングルで撮影した写真なので、違いを見つけやすかったと思います。
子供も、自分で次々と違いに気がついていましたよ。
沖縄や北海道など、珍しいカエルの写真も面白かったですね。

かえる好きの娘のために購入。

２匹のかえる。種類が違うの？
１匹は、目から鼻にかけてある黒いライン。彼は、二ホンアマガエル。
もう１匹は、真正面から見ると目と目が離れている。彼が、シュレーゲルアオガエル。
似てるけど、違うんだ。
よくよく見ると、まだ違いがあるみたい。

トノサマガエルとトウキョウダルマガエル。
２匹も似てるけど、よくよく見るとやっぱり違う！

面白い。
こんなにじっくりと観察したことない。
驚き！目からうろこ！

カエルくんたちの生態系やそれぞれの特徴がよくわかって、
普通の図鑑よりもはるかに詳しい。

勉強した後は、カエルあてクイズをやって楽しもう。

カエルくん好きにはたまらない一冊になりそうだ。

カエルといえば、緑色で、池にすんでて、雨が好きで…そんなイメージ。

この本は、日本でみられるソックリなカエルたちを集めています。
どの地方でみられるとか、どこでどう見分けるかとか。
同じに見えるカエルでも、実は違う種類なんだ〜と驚きました。
まるで、まちがい探しです（笑）

こうしてみると、カエルもなかなか深いです。
この知識、全部自分のものにしたら、かえるクンと呼ばれそうです！