「コミック版 世界の伝記(27) ノーベル」 ママの声

伝記物を読むなら、文章で読んで欲しい･･･と思いますが、コミックも侮れません。
表情豊かな分、話の流れが頭に入りやすく、引き込まれていきます。

ノーベルがどのような人物だったのかは、ざっくりとは知っていましたが、様々な苦労や苦悩を乗り越えて、時代を生き抜いたのだということがよく分かります。

ノーベル賞という名前だけは有名ですが、それを創設した思いをぜひ多くの子供達に知って欲しいと思います。

我が家の娘のあるドリルの読解問題に「ノーベル」についての文章が載っていました。
その時に、ノーベルの偉大さと切なささえも感じた次第です。
「ノーベル賞」、その裏にはノーベルの気持ちがあることをみんなに知ってほしいと思いました。
漫画なので、子供にも読みやすくわかりやすい本です。

７歳長女に借りてきました。長女とは別に、私も読んだのですが、ノーベルってとても素晴らしい人だったんですね。ノーベル自体、ノーベル賞で知ったくらいの偉人音痴な私なんですが、ノーベルがどんなことをしたか、ダイナマイトを作るまでにどういう風に育ってきたかなど、漫画なので、とても読みやすかったです。自分が手にしたお金を後世に残すというのも、すごいなーと思いました。これから、ノーベル賞と聞く度に、見かたが今までと変わりそうです。

ノーベルと言ったらノーベル賞にダイナマイト。
ダイナマイトの完成は家族の理解があったのも大きいのだなと思いました。
戦争に使われて死の商人呼ばわりされてしまうのはノーベルにとって本意ではなかったのでしょうが…。
子孫がいないとはいえ、巨万の富をノーベル賞につぎ込むことはなかなかできないと思いました。「平和」が一番。