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はじめてのクリスマス

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おおきくなりすぎたくま」 パパの声

おおきくなりすぎたくま 作・絵:リンド・ワード
訳:渡辺 茂男
出版社:ほるぷ出版 ほるぷ出版の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:1987年
ISBN:9784593561230
評価スコア 4.43
評価ランキング 11,886
みんなの声 総数 13
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  • くまの野生と心

    セピア色の懐かしい絵本。文章もどこか昔の香りのする本です。
    くまと少年の心のふれあいが感動的な絵本です。

    くまの毛皮を家に干してあるのがステータスのような村。
    なぜかジョニーくん(今の絵本でくんづけはないかも)の家にはそれがないのがジョニーくんの引け目。
    それならと、自分で狩りに出かけたものの、こぐまに出会って連れ帰り飼うことになってしまいました。
    それから出てくるのは成長するくまの食欲と獣としての行動。それでいながらジョニーくんとは心通い合わせているのです。
    おおきくなりすぎたくまを、大人たちは殺そうとしないのが不思議でした。
    きっとジョニーくんのくまだから。
    ジョニーくんは、くまを遠くに連れ出し野に放そうとします。帰ってこなければ、だれかが仕留めることになるのかもしれない。
    くまは帰ってきます。ジョニーくんのそばにいたいのです。
    さいごにジョニーくんは、自分でくまを撃つことにするのですが…。

    ハッピーエンドで終わるのがこの絵本の良いところ。
    この絵本を見て思ったこと。
    このくま名前はなかったのかな?(今の絵本では何か名前があるような)
    キーワードになったかえでさとうっておいしいのかな?
    それにしても、人の心がまだ純朴だった時代のお話だと思います。

    投稿日:2009/12/24

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