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はだしであるく」 パパの声

はだしであるく 作:村中 李衣
絵:石川 えりこ
出版社:あすなろ書房 あすなろ書房の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:2022年07月14日
ISBN:9784751531143
評価スコア 4.5
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  • 地球はこんなにあたたかい

    「はだし」という言葉で思いだすのは
     1964年の東京オリンピックのマラソンで金メダルをとった、
     エチオピアのアベベ選手。
     その前回大会のローマで「裸足のランナー」として有名になった。
     アベベをまねしたわけではないだろうが、
     昭和30年代の小学校では、
     運動会の徒競走になると、はだしで走る子が何人もいたものだ。

     さすがに今ではそういう子どもも見かけなくなったし、
     そもそも屋外ではだしになることも
     海水浴とか水遊びぐらいしかないのではないか。
     現代人は裸足で土を楽しむことを忘れてしまっている。

     村中李衣(りえ)さん文、石川えりこさん絵の
     絵本『はだしであるく』は、
     裸足で歩くことを忘れた私たちに
     裸足で歩くことの楽しさを思い出させてくれる。

     畑ですいかを盗み食いしていたカラスを追いかけているうちに
     はだしになった女の子。
     雨あがりの畑の土はぐにゃりとしている。
     はだしのまま、アスファルトの道へと追いかけて、
     ちがった地面の感じはおもしろい。
     公園の土や川のなかの感触、みなそれぞれちがう。
     やがて、女の子は風の気持ちになったようにもなる。
     大きく描かれた、女の子の顔の表情がいい。
     絵本の魅力を感じとれる瞬間といっていい。

     こんな絵本を読んだあとは、
     そっとはだしになって、地球にふれたい気分になる。

    投稿日:2022/09/11

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