大好きなあきやま ただしさんの1996年の作品です。
ふしぎなカーニバルでデビューしたのが1993年ですから、きわめて初期の作品になります。
実は、あきやまさんの作品で、最初に目にしたのがこの作品だと思います。
その頃は、読み聞かせをしていない時だったのですが、全くこの作品の良さが理解できず、何処が良いのだろうと思った記憶があります。
恐らくあきやまさんの作品って、読み聞かせをしたことのないパパにとって、理解できない作品もあると思います。
これも、そんな作品です。
絵が本当に落書きレベルなのは、話そのものが落書きだから。
でも、その落書きが実際に動くなんて、子供にとってはたまらなく楽しい話で、夢のような絵本だと言えるはずです。
あきやまさんらしいエンディングで、はまってしまうお子さんも多いと思えるそんな作品です。
お絵かきが大好きになり始めの頃に読んであげて下さい。