ハムスターのロラのシリーズで、今回はロラに弟のテオが生まれたお話です。
最初のシーンでは、病院に会いに行くのですが、勝手にあちこちに出入りしてしまい、パパから大目玉。
弟のテオが家にきたら、パパとママの関心がテオに移ってしまったのではないかという気持ちになったり、テオと接しても泣かせてばかりだったりと、ロラの悩みは続きます。
ストーリーは、全く人間社会と同じ図式で、どこの家庭でも実際に起こっていることを、ハムスターに置き換えただけのものです。
実は、最初に長男がこの本を読んだのですが、「こんなことあったよなぁ〜」と白状していました。
特に弟とか妹が誕生したような兄弟姉妹の上の子に読んであげると、とても良い絵本だと思います。
また、大人の側からしても、お兄ちゃん、お姉ちゃんはもしかしたら、こんな気持ちでいるかも知れないと考えさせられる絵本として読まれると良いと思います。
フランスの絵本のようですが、こういう出来事は万国共通なのだとホットさせられました。