話題
うごく! しゃべる! ぬりえーしょん 海のいきもの

うごく! しゃべる! ぬりえーしょん 海のいきもの (小学館集英社プロダクション)

お子さまの塗ったぬりえが、アニメーションになる!フランス生まれの画期的なぬりえシリーズ!

  • びっくり
  • かわいい

おにいちゃんが いるからね」 パパの声

おにいちゃんが いるからね 作:ウルフ・ニルソン
絵:エヴァ・エリクソン
訳:ひしき あきらこ
出版社:徳間書店 徳間書店の特集ページがあります!
税込価格:\1,540
発行日:2011年09月30日
ISBN:9784198632601
評価スコア 4.55
評価ランキング 6,804
みんなの声 総数 10
「おにいちゃんが いるからね」は現在購入できません
  • この絵本のレビューを書く

立場で選ぶ

並び替え

2件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 次の10件 最後のページ
  • 素敵な兄弟愛

    • ジュンイチさん
    • 40代
    • パパ
    • 広島県
    • 男の子12歳、男の子6歳

    2009年のスウェーデンの作品。
    作のウルフ・ニルソンの作品は他に読んだことがありませんが、絵のエヴァ・エリクソンの作品は何冊か読んで感銘を覚えた記憶があります。
    有名なのは、「おじいちゃんがおばけになったわけ」ですが、「パパはジョニーっていうんだ」はパパの必読書の1つです。

    今回の作品も、ストーリーが実に素晴らしい。
    スウェーデンの作品の水準の高さに注目です。

    物語は、主人公のぼくが保育園で時計を作ったシーンから始まります。
    時計は、3時を指していて、パパが迎えに来る時間ですが、パパが来ません。
    だって、動かない時計ですから、3時と言うのは正しい時間でないからです。
    そこで、ぼくは、1人で帰ります。
    でも、早い時間だから家には誰もいないのです。
    ぼくは、パパとママがトラックに轢かれたからだと勝手に思い込み、泣き出し、1人ぼっちになると思った瞬間に、弟のことを思いだすのです。
    そう、保育園に弟を置いて来たってことを。

    それからの展開が最高です。
    パパとママがいない今、弟を守っていかないとならないと、ぼくの悪戦苦闘が始まるのですが、この優しい気持ちは何度読んでも心の琴線に触れるもの。
    我家の兄弟も、年が離れていますが、同じような関係なので、なおさら共感できました。
    結構2人のやり取りが長いのですが、そんなことを感じさせない位引き込まれてしまうことでしょう。

    パパとママも当然帰ってくるのですが、ぼくと弟を抱きしめたというのも、納得のエンディングです。
    対象は、大人もありですが、やはり、弟のいる兄に読んでやりたいところ。
    きっと、何かを感じてくれること間違いのない作品だと思います。
    スウェーデンの作品を、多読してみたくなりました。

    投稿日:2011/09/27

    参考になりました
    感謝
    1
  • おにいちゃんカッコいいぞ

    お兄ちゃんのちょっとした勘違いが発端だった。
    そして思い込みがお兄ちゃんを悲劇の主人公にしてしまった。
    そんなお話なのですが、保育園に通う幼いお兄ちゃんは精一杯頑張るのです。
    弟を連れ帰り、「おにいちゃんがいるからね」とばかり、弟思いを展開するのです。
    自分の悲しみを弟に伝えてはいけない、無邪気な弟を兄として守らなければいけない。
    お兄ちゃんは、幼子の弱さと使命感を見せてくれました。

    家を建て、テレビを作り、おやつのことまで考え…。
    お父さん、お母さんが現われました。
    お兄ちゃんが自分の作った時計の時間を、本当の時間だと思ってしまったことから始まった「事件」でした。
    でも、なんと微笑ましいお話でしょうか。

    お兄ちゃんカッコいいぞ!!

    投稿日:2012/01/28

    参考になりました
    感謝
    0

2件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 次の10件 最後のページ

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

この作品にレビューを投稿された方は、こんな作品にも投稿しています

はらぺこあおむし / しろくまちゃんのほっとけーき / ぐりとぐら / おつきさまこんばんは / きんぎょがにげた / いないいないばあ / もこ もこもこ / ねないこ だれだ / がたん ごとん がたん ごとん / じゃあじゃあびりびり

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ

  • 星の子ども
    星の子ども
    出版社:冨山房 冨山房の特集ページがあります!
    グリム童話「星の銀貨」の世界をバーナデット・ワッツが描きだす。色彩豊かな美しい絵が名作童話の魅力をひ


絵本ナビ編集長『はじめての絵本 赤ちゃんから大人まで』2月24日発売!

みんなの声(10人)

絵本の評価(4.55)

何歳のお子さんに読んだ?


全ページためしよみ
年齢別絵本セット