小さな赤い機関車「キト号」に憧れる赤ちゃんのペトロが、「キト号」
に乗ってしまうお話です。4日間も親切な車掌さんのお陰で大冒険の旅
が続けられます。車掌さんの弟も親切で「グロリア号」にも乗せてもら
ってお客様からも可愛がってもらえます。
人びとが温かくて人情豊で安心できます。
昔の日本もこうだっただろうなあって思うし、今もそんな人がいっぱい
いるから世の中捨てたものでないと思っています。
「ダダダダダダ!」しか言わないペトロも車掌さんから離れてしまった
時には、どんなにお客様から優しい言葉をかけられても、心配になって
しまうのが可愛いと思いました。
茶色一色の絵も温かくて和み癒されました。
一番心配して寂しがったのは、2羽のニワトリさんだったりして・・・
なにわあれ、無事にお家に帰れてこれてよかったです!
孫に読むより夢中になってしまった私でした!