「ひとつずつ」 じいじ・ばあばの声

この絵本を紹介したいと思ったのは、絵がとってもかわいかったからです。

それと文字と絵が互いにかみ合っていて読者を引きつけました。
内容もすごく単純でわかりやすいし、何度見ても飽きないです。

それだけ、この絵本の素晴らしさをかんじてやみません。

こどもじっくりと安心して読んであげられると思います。
見方によっては教育的と感じることもできるかな」？
私はもっと単純に途中では怒りたくなりさいごの方は心から
拍手喝采をと感じました。

長新太さんの絵本は、なんだかほっとするなって感じがします。
どうしてなのでしょう。
のんびりとした展開、ゆったりとした絵。
パラパラと何回か見て、やっぱり色の感じかしらと思いました。
大抵、オレンジやピンクなどが、あったかいなと思える絵本が多いのですが、この絵本でも、絵の感じや色合いで、ずいぶん気持ちがほぐれるのを感じました。
ゾウさんの上のバナナが大量になっている木は圧巻ですね。
今泣いたおさるがもう笑った。

全頁試し読みで読みました。約束どおりに、こざる３匹は、バナナを１本ずつ食べて、残りが１本足りない時に、ぞうさんに食べられて、バナナも沢山あって結果的にはよかったかもしれないですが、私は、２本のバナナを３匹で分ける発想がほしかったと思いました。沢山のバナナがあったのだから、「もう、１本ずつ食べる」ことは、なくなったわけでも、納得がいかなかったのは、私だけなのでしょうか？孫たちに読む時には、どうしたらよかったのか聞いてみたいと思いました。たくさんのバナナが美味しそうなので、バナナが食べたくなりました。（笑）